落合博満氏でも「まるっきり分かんない」 右肘手術から再出発、大谷翔平の現状で未知数なものとは

2024年02月20日 19:05

野球

落合博満氏でも「まるっきり分かんない」 右肘手術から再出発、大谷翔平の現状で未知数なものとは
落合博満氏 Photo By スポニチ
 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(70)が20日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。ドジャース移籍1年目を迎える大谷翔平投手(29)について言及した。
 大谷は、アリゾナ州グレンデールでの全体キャンプ6日目(バッテリー組を含めると11日目)となる19日(日本時間20日)に、今キャンプ初めてライブBPに参加。実戦形式の練習でドジャース移籍後“初本塁打”を放つなど、順調に調整している。

 「スポーツニュースで」大谷の映像を見ているという落合氏は、スイングしている現状の姿について「今、試合が始まっても大丈夫なスイングはしてますよね」と太鼓判を押した。今季の活躍に関しても「リーグは替わって、投げてくる投手もだいぶ様変わりするんだろうから。どういうシーズンになるかは分からないけども、期待はしていいんだろうと思う」などと語った。

 ただ、手術を受けた経験のない落合氏は「手術したものが、バッティングにどれだけ影響があるのかっていうのは経験がないから分からないんだよ」と本音を明かし、「経験があれば、今はこれぐらいの状況なんだろうなって分かるんだけど、それがないだけに、あそこまでフルスイングしているってことは、もう影響がないだろうって、思うしかない」と、推測も交えて話した。

 落合氏の見立てでは「フルスイングしている」と現在も万全の状態だと説明。ただ、二刀流を中断し、打者一本で迎えるシーズンに向けては「こうやって投げるのと、こうやって振るので何が違うんだろうかな、と。そこがいまいち分からない」と実際にスローイングとスイングする姿を見せ、手術を受けた右ひじにかかる負担については未知数と発言。「まるっきり分かんない。メス、入れたことないもんで」と率直に明かした。

 それでも、本人の感覚によるものなのか、と問われた落合氏は「感覚ではないんだと思う。ちょっとでも、変なところがあれば、そこまでフルスイングはできないと思う」とキッパリ。現在の打撃姿に「もう、あれはホームラン競争やっているようなもんだ」と回復していることを断言していた。

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