ド軍フリードマン編成部長 打席内の雰囲気絶賛「彼の才能の素晴らしさは示されていた」

2024年02月20日 07:17

野球

ド軍フリードマン編成部長 打席内の雰囲気絶賛「彼の才能の素晴らしさは示されていた」
ライブBPで本塁打を放つ大谷(撮影・白鳥 佳樹) Photo By スポニチ
 ドジャースの大谷翔平投手(29)が19日(日本時間20日)、アリゾナ州グレンデールでの全体キャンプ6日目(バッテリー組を含めると11日目)、今キャンプ初めてライブBPに参加。実戦形式の練習でドジャース移籍後“初本塁打”を放った。
 昨年9月3日以来となる、投手との対戦。3投手が投じる16球のうち、スイングは4度だったが、最終4スイング目で大谷のバットが快音を奏でた。メジャー通算55試合に登板している右腕、ファイアライゼンの投球を捉えると、白球は低い弾道で中堅右へ。山本由伸やアンドルー・フリードマン編成本部長、エンゼルス前監督のフィル・ネビン氏も完璧な弾道を目で追った。

 フリードマン編成部長はケージの外から大谷のライブ打撃を見て「(対戦する投手は)厳しい割り当てだったと思う。ブレイク・トレイネンは左打者のインサイドにカッターを投げてくる。そのことを告げられても、翔平は“大丈夫ですよ”という感じだった。(打席では自打球の)ファウルを打ったが、すぐに打席に戻ってバランスのいいスイングをしたことで彼の才能の素晴らしさは示されていた。フェイエレイセンからは本塁打を打った。今、最も重要なのは生きた球を打ち、球速を感じ、スイングのバランスを保つこと。彼はそれをやり遂げ、気分良くやり終えた。それが最も重要なことだ」 と語った。

 「自打球はヒヤっとしたか?」と聞かれると「いや、彼らはタフだから(笑)。慣れているはずだし、振り返ったときに彼は笑顔を浮かべていたから」と返答。「間違いなく変わっていない。打撃練習も見てきたし、その点は心配していない」とした。

 「韓国での開幕シリーズにプレーできそうか?」については「毎日、様子を見続ける。明日、彼が気分良く目を覚ましてくれたら、そこからまた前に進み続ける。(開幕出場を)楽観的に捉えてはいるが、まだそこまで先のことは考えていない」と語った。

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