ソフトB育成2位・宮里「体づくりではなく、早く結果を出す」 セットアッパータイプの本格右腕

2024年03月12日 06:00

野球

ソフトB育成2位・宮里「体づくりではなく、早く結果を出す」 セットアッパータイプの本格右腕
ソフトバンク育成2位・宮里(撮影・杉浦 友樹) Photo By スポニチ
 最速155キロの直球とフォークを武器とする育成2位・宮里優吾投手(22=東農大、写真)はセットアッパータイプの本格派右腕だ。春季キャンプ前には目標シートに「高卒ではないので体づくりではなく、いち早く結果を出す」「育成の中で一番になる」と強い決意を記した。
 大学時代のハイライトは東都大学リーグ3部の昨秋。10試合すべてに救援登板し、防御率0.00で2部昇格に大きく貢献した。憧れの投手はソフトバンクで87勝を挙げた千賀(メッツ)と中継ぎ右腕の尾形。「自分のフォークは千賀さんをイメージしている。直球と同じ軌道でストンと落ちるのが理想」とイメージ。尾形については「投げっぷりが好き。球の質もめっちゃいい」と目を輝かせた。

 入寮してからは短く刈り上げた髪形でも話題になった。大学時代から節目にカットするのがルーティンといい、「(多くの人に)覚えてもらうのもあります」と狙いを語る。優吾と書いて「ゆうわ」と読む。珍しい読みは、活躍して認知度を高めていく。

 ◇宮里 優吾(みやさと・ゆうわ)2001年(平13)9月27日生まれ、東京都出身の22歳。小1から野球を始め、岩倉では甲子園出場なし。東農大に進学し、23年育成2位でソフトバンクに入団。大学ではデラロサ(巨人)に似ていることから「デラさん」。背番号126。1メートル80、89キロ。右投げ右打ち。

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