阪神・村上 “火曜日の男”4・2ホーム開幕照準 「週初めなんで勢いづけられるように」

2024年03月12日 05:15

野球

阪神・村上 “火曜日の男”4・2ホーム開幕照準 「週初めなんで勢いづけられるように」
キャッチボールする阪神・村上(撮影・須田 麻祐子) Photo By スポニチ
 阪神は、12日ロッテ戦(ZOZO)から20日までビジター7試合の遠征に出る。先陣を切る村上頌樹投手(25)は「火曜日の男」として「チームを勢いづけられるように、なるべく長いイニングを投げられるように」と決意を新たにした。
 大役は逃しても、MVP右腕にかかる期待と役割の大きさは変わらない。村上が12日のロッテ戦(ZOZO)に先発。シーズン中も“火曜日の男”としてフル回転する意気込みを口にした。

 「週初めなんで、チームを勢いづけられるようにというか、そういう意識でやりたいですし、なるべく長いイニングを投げられるようにというのは一番、思ってやりたい」

 開幕まで3週間を切り、先発ローテーション投手は本番へ向けての逆算に入る。村上はこのまま中6日の調整を続け、ホーム開幕となる4月2日DeNA戦(京セラドーム)でシーズン初登板を迎えることが濃厚。「やってみたい」と意欲を示していた開幕投手は合同自主トレもともにする青柳で内定したが、「2月ぐらいから青柳さんかなと思ってたんで。落ち込むとかそんなんもなかった」と淡々と振り返った。

 岡田監督は昨年から6連戦の初戦となる火曜日に投げる先発投手を重要視しており、この起用法は背番号41に開幕投手と同等の期待がかかっている証ともいえる。大ブレークした昨季も火曜日は6試合登板3勝3敗、防御率2・79。1試合平均7イニングを投げるなど、安定したパフォーマンスを披露してきた。

 「そこ(長いイニング消化)の意識だけは変わらずに、(火曜日は)なるべくリリーフの方々を休ませられるようにというのは思って投げたい」

 前回登板の6日の教育リーグ・ソフトバンク戦(鳴尾浜)では4番手で4回2安打無失点。きょう12日のマウンドに向けては「イニング、球数も増えますし、クイック、配球、しっかりやっていきたい」と、より実戦モードに入る予定だ。

 「(火曜日を任せてもらえるのは)うれしいですし、火曜日は変な負け方をしたら、その1週間しんどくなるので、いいピッチングをしてチームを勢いづけるようにやりたい」。その心得を体現する千葉でのマウンドになる。(遠藤 礼)

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