広島・新井監督 開幕投手の九里に「順調に調整できている」 4安打の小園に「頼もしい」

2024年03月12日 23:00

野球

広島・新井監督 開幕投手の九里に「順調に調整できている」 4安打の小園に「頼もしい」
<日・広>ナインを出迎える新井監督(右から2人目)(撮影・高橋 茂夫) Photo By スポニチ
 【オープン戦   広島4-4日本ハム ( 2024年3月12日    エスコンF )】 広島は12日の日本ハム戦に4―4で引き分けた。
 開幕投手の九里亜蓮投手(32)がオープン戦では11年目で自己最長の7回1/3で96球を投げて2失点(自責1)に抑え、今春2度目の実戦登板で順調な仕上がりを披露した。

 小園海斗内野手(23)は「3番・遊撃」で出場し、オープン戦では2年ぶり2度目の1試合4安打の大当たり。規定打席に6打席不足ながら打率・455まで上げた。

 2試合連続の4番出場のマット・レイノルズ内野手(33)は3回に遊撃強襲の先制打を放ち、オープン戦7試合15打席目にして初打点を記録。2安打1打点の初マルチ安打で上昇を印象づけた。

 8、9回に守備の乱れから3点差を追いつかれても、9試合ぶりに2桁安打が生まれるなど攻守で収穫。新井貴浩監督(47)は次のように振り返った。

 ――九里は総仕上げのような投球だった。
 「ナイスピッチングだったね。順調に調整できていると思います。ナイスピッチングでした」

 ――8回1死まで96球。一度ピークを上げたのか。
 「そうそう。そういう感じ。ピッチングコーチと話し合って、どこでたくさん投げて、開幕に向けて落としていこうかと。本人の希望を聞きながらピッチングコーチと話し合って」

 ――100球がめどだった。
 「そうだね。本当はもうちょっと投げたいみたいな感じだったんだけど。球数少なくいったから、もうちょっと投げたいみたいな感じだったけどね」

 ――打線が活気づいた。
 「今日もいいピッチャーでしたけど、みんないい反応をしてくれたと思います」

 ――小園が4安打。
 「ずっといいバッティングをしている。でも、まだまだ彼は発展途上だと思うので、まだまだ高いところに目標を置いてやってもらいたいですね」

 ――もともと積極的なタイプ。4安打目は粘って捉えた。
 「去年あたりから打席内での粘りや“決め”も成長している。見ていて頼もしいと感じる」

 ――今春は中軸の3番を任せることが多い。
 「まだ打順は、他の選手との兼ね合いもあるので。でも、彼ならどこを打ってもやってくれると思う。もちろん期待していますよ」

 ――レイノルズは上がってきた。
 「しっかり打席内で見極めもできているし、甘い球を仕留められているので上がってきていると思います」

 ――坂倉は2安打。下位打線に打線に厚みが増す。
 「そうだね。でも。そこらへんはまだ決められないよね。並びというのは。まだ4番も決まっていないから。いつも言っているけど、まだまだ決められない。いろんな組み方をして残り試合やっていきたい」

 ――坂倉の状態は。
 「いいんじゃないの?いい感じになってきていると思います」

 ――九里投手は次回は間隔を空けて最終登板か。
 「たぶんそうだったと思う」

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