【RIZIN】平本蓮 YA―MANに判定勝利!熱望する朝倉未来と対戦へ「最強になって戻ってきます」

2023年12月31日 20:44

格闘技

【RIZIN】平本蓮 YA―MANに判定勝利!熱望する朝倉未来と対戦へ「最強になって戻ってきます」
壮絶な殴り合いを見せる平本(右)とYA-MAN(撮影・篠原岳夫) Photo By スポニチ
 【RIZIN.45   ○平本蓮ーYA―MAN● ( 2023年12月31日    さいたまスーパーアリーナ )】 格闘技イベント「RIZIN.45」が31日にさいたまスーパーアリーナで開催された。第14試合で再起戦となった平本蓮(剛毅會)がYA―MAN(TARGET SHIBUYA)に判定3ー0で勝利。自身が熱望する朝倉未来との対戦へ近づいた。
 リングサイドでは朝倉未来がこの試合を見届けた。第1Rから壮絶な殴り合いの展開に。その中で平本は左ローキックから左右のパンチのコンビネーションで相手の顔面を捉えた。第2Rも有効打を当てながら、中盤にはテイクダウンに成功。その後、スタンディングの展開となったが、終了間際に再びテイクダウンしてトップポジションをキープした。

 第3Rも優勢に試合を進める中で、的確にパンチを打ち込んで戦い抜いた。完勝の内容で判定3-0で勝利した。

 平本は試合後のリングで「YA―MANが強くてちょっとしょぼい勝ち方になりました。朝倉未来、お前がぶっ飛ばされたから俺が普通にぶっ飛ばしたわ」とリングサイドの未来へメッセージを送った。「ちょっとしょっぱい試合してすいません。最強になって戻ってきます。さよなら」と締めて、リングを降りた。

 「キックボクシングでどうにかしようって思っていた時に、朝倉未来が現れて。変な話、アイツのおかげでMMAを始めたみたいなもんなんですよ」。

 今回の試合が決まり、対戦発表会見で平本が口にした朝倉未来への素直な思いだった。

 20年大みそかにMMAデビューも萩原京平にTKO負け。その後も鈴木千裕にも敗れてMMA2連敗を喫した。しかしそこから鈴木博昭、元DEEPフェザー級王者・弥益ドミネーター聡志と連勝。RIZINフェザー級トップ戦線に食い込み、未来と勝負ができる可能性が出てきた。その中で今年4月に元RIZINフェザー級王者の斎藤裕に僅差の判定負けを喫した。フェザー級戦線から一歩後退して、試合後には悔しさを爆発させて涙を流した。

 今年11月に未来がキックルールながらもYA―MANに敗れた。「悲しくなってしまったというか、結構なんかショックだった。自分が皆の前でぶっ飛ばしたかったというのはあるんです。ルールはキックボクシング、総合格闘技あれど…変な感情になってここで終わってほしくない」と未来が敗れた時の思いを吐露

 そして因縁もなかったYA―MANから未来に勝利した直後に「平本バーカ!」と挑発された。「普通にぶっ飛ばしたい」という気持ちから今回の試合を決めた。「絶対に朝倉未来と試合がしたいです。この試合は絶対に勝たないといけない。朝倉未来の敵討ちとかじゃないです。本当にここ勝って、来年、自ずとアイツとの試合も見えてくる。絶対に俺の方が覚悟の違いがある」と未来との対戦が近づく勝利となった。

 ▼YA―MAN (終始涙でうなだれる)悔しいです。自分が弱かったです。絶対、(しばらく言葉が出ず嗚咽)今回は何が何でも勝ちたかったです。絶対いつかやり返します。(平本の印象は)イメージ通り、カウンター狙いで来ると思っていたので、自分の心の弱さ出て負けたのかと。相手はもっと上に行ってしまうので、総合の試合を積み重ねて、相手をぶっ飛ばします。相手のところに手が届くまでMMA頑張ります。(右目のまぶたは)4針縫いました。(判定は)3Rは取っていたし、負けはないと思っていたけど、パンチの正確さを取っていた。平本は打たれ強かったですね。効いた後の逃げも上手だった。

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