藤井聡太王将 “難敵”増田康宏七段に2年連続で大苦戦!朝日杯連覇&史上最多V5へヒヤヒヤ4強入り

2024年01月14日 17:35

芸能

藤井聡太王将 “難敵”増田康宏七段に2年連続で大苦戦!朝日杯連覇&史上最多V5へヒヤヒヤ4強入り
名古屋市内で指された朝日杯将棋オープン戦本戦トーナメント準々決勝で増田康宏七段(右)を破った後に公開対局場で笑みを浮かべる藤井聡太王将 Photo By スポニチ
 将棋の藤井聡太王将(21)=8冠=が14日、名古屋市の名古屋国際会議場で指された第17回朝日杯将棋オープン戦本戦トーナメント1回戦、準々決勝をともに勝ち、4強入りを決めた。
 昨年に続く連覇と、羽生善治九段の最多記録に並ぶ5回目の優勝を目指す藤井の前に2年続けて準々決勝で立ちはだかったのは、若き実力者の増田康宏七段(26)。169手に及んだその一局は昨年度の将棋大賞「名局賞特別賞」に輝いたが、今年もそれに劣らぬ大熱戦となった。

 序盤は増田が用意してきた作戦にはまってしまい「苦しくしてしまった」。100手を超えても形勢がどちらにも大きく振れない、互角の様相が長く続く。ただ、その後に王を引いてしまった手が増田自身も終局後に認めた悪手で、最後は143手で決着がついた。

 8冠を手中にしてから地元・愛知での公開対局はこの日が初めて。この日、絶対王者となった勇姿を駆けつけた約370人のファンに披露し、祝福の拍手に「来年もまたここに戻ってきて皆さんにお会いできれば」と笑顔でリップサービス。現在、菅井竜也八段(31)の挑戦を受けたALSOK杯王将戦7番勝負(スポーツニッポン新聞社主催)のまっただ中で、1勝リードで迎える第2局を20、21両日に控えているが、「昨年末に対局が少なかったが、状態を崩さずにこれていると思っている」と現在の調子のよさも明かしていた。

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