「不適切にもほどがある」伏線見つけた!一瞬だけ映り込んだ「書類」に…公式発表されていない重大ヒント
2024年02月13日 10:09
芸能
宮藤官九郎氏がオリジナル脚本を手掛けるヒューマンコメディー。「池袋ウエストゲートパーク」「木更津キャッツアイ」の阿部&宮藤氏&磯山晶プロデューサーが「タイガー&ドラゴン」以来19年ぶりにタッグを組んだ。主人公は1986年(昭和61年)から2024年(令和6年)にタイムスリップしてしまう“昭和のダメおやじ”体育教師の小川市郎。彼の“不適切”な言動がコンプライアンスで縛られた令和の人々に考えるヒントを与える。
第3話は「カワイイって言っちゃダメですか?」。小川市郎(阿部サダヲ)は再び昭和へ…一人娘の純子(河合優実)たちが待つ自宅に戻る。一方、令和の犬島渚(仲里依紗)と秋津くん(磯村勇斗)は向坂サカエ(吉田羊)の元夫でタイムマシン開発者・井上昌和(三宅弘城)と対面。過去を改ざんすると未来が変わってしまう“タイムパラドックス”の危険性について聞かされるれ…という展開だった。
磯村は、令和の「秋津くん」と昭和の「ムッチ先輩」として出演。瓜二つっぷりに市郎も戸惑いを隠せない。
ネット上では、秋津くんとムッチ先輩の関係を“考察”する声が。38年という年月が流れていることから「親子?」「純子とムッチ先輩の子供が秋津くん」など、さまざまな声が上がった。
ムッチ先輩の本名は「秋津睦実」。秋津くんと苗字が同じことから、血縁関係があることは濃厚だ。
また、初回には令和の「秋津くん」に関する重大なヒントが、一瞬だけ映り込んでいた。
それは、秋津くんの本名。公式サイトにはムッチ先輩の本名は書かれているが、「秋津くん」の本名は明かされていない。ところが、初回に本名が分かる場面があるのだ。
それは、秋津くんが後輩・加賀彩月に対するパワハラ疑惑で、居酒屋でヒアリングを受けている場面。秋津くんの上司は「加賀彩月 ハラスメント聞き取り票」を見ながら秋津くんのハラスメントを指摘するのだが、このとき一瞬だけ映し出された「聞き取り票」に、「行為者:秋津真彦 所属:営業部」と、秋津くんの本名が記されている。
「ムッチ先輩」は、とあるアイドルを心酔するあまり、その身なり言動をすべて完全コピしている男。だがこのアイドルについて、磯村は番組制作発表会見の際、「絶対言うなって言われています」と、口外禁止であることを明かしている。
それでも視聴者の間では、ムッチ先輩が「マッチ」こと近藤真彦を崇拝していることは暗黙の了解として広まっている。そんなムッチ先輩が、息子に「真彦」と名付ける可能性は大いにあり、「秋津くんがムッチ先輩の息子説」がより濃厚となった。
ミュージカルシーンなどのド派手な演出もさることながら、細部までこだわり抜いた“小ネタ”に着目するのも楽しい同作。果たして、2人の関係は…?次回は第4話「既読スルーしちゃダメですか?」(2月16日)が放送される。