平野レミ 料理との出合いを語る「お母さんと一緒に…“レミちゃんのカレー、おいしかった”ってね」

2024年02月13日 18:32

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平野レミ 料理との出合いを語る「お母さんと一緒に…“レミちゃんのカレー、おいしかった”ってね」
平野レミ Photo By スポニチ
 料理愛好家の平野レミ(76)が、12日放送のNHK「だから、私は平野レミ」(後10・00)に出演し、料理との出合いについて語った。
 父・威馬雄(いまお)さんは、詩人で文学者。米国人の父を持ち、幼少期には差別に遭ったり、戦時中はスパイとして疑われた過去を持つ。そんな父に、平野は愛情たっぷりに育てられたという。「父さんはね、すごく優しくて、気持ちの大きい人でね、おもしろくてね、明るくてね、いろんなことを知っててね、冗談ばっかり言っててね。何しろいい、かっこいい。大好き」。平野が取る突飛な行動も、おもしろがってくれることがほとんど。叱られることはほとんどなかったという。

 父は戦後、米国人の父が帰国し、母子家庭になった女性や子供たちを支援する活動を始めたという。父を頼って自宅を訪れる母子も多かったようで、平野は「かわいそうだと思うとみんな呼んじゃうんだもん、家に。千客万来、ものすごい人が来てさ。みんな泊まってさ。いろんなものをいっぱい見てきた」と回想した。

 自己犠牲の精神をいとわない父を助けたい一心で、平野は子供たちの料理作りを担当するようになった。「神様みたいに一生懸命やってるんだもん。お母さんと一緒に手伝って、ご飯作ったりとかしてましたね。カレーを作るのがおいしくて、“レミちゃんのカレー、おいしかった”ってね」。料理の原点は、父への思いが始まりだった。

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