関口宏語る 36年半司会「サンデーモーニング」から続けるこだわり BS-TBS新番組でも「自分の…」

2024年04月15日 09:05

芸能

関口宏語る 36年半司会「サンデーモーニング」から続けるこだわり BS-TBS新番組でも「自分の…」
「関口宏のこの先どうなる!?」の囲み取材に出席した関口宏(左)と川口盛之助氏 Photo By スポニチ
 タレントの関口宏(80)が司会を務めるBS―TBSの新番組「関口宏のこの先どうなる!?」(日曜正午)が21日にスタートする。初回の収録後に囲み取材に応えた。
 1987年から36年半司会を務めたTBS日曜朝の報道番組「サンデーモーニング」を3月末で勇退。BSでの新たな挑戦に「そんなに力入ってないよ」と笑いを誘いつつ、「『サンデーモーニング』を世代交代した。まだ元気だから何かやれることあるかなって」と意気込んだ。

 AI、医療、環境問題、食の安全などをテーマに、世界が抱える問題や日本の未来を紐解いていく番組。オブザーバーで未来予測研究家の川口盛之介氏や各分野の専門家たちと共に、明るい未来へ導くヒントを提示していく。

 関口はこれまで「サンモニ」で、司会者として番組を進行するだけでなく、スタッフとの打ち合わせに参加するなど番組の制作に関わってきた。そのスタンスは新番組でも変わらない。「自分の番組はスタッフと一緒に色々な話をしながら方向性をみんなで決めていく」と、番組作りへのこだわりを明かした。続けて「僕はいつも自分は視聴者だと思っている。本番中も、視聴者だったらそろそろ飽きていないかな?とかいろいろなことを考えながらやっています」と語った。

 半世紀以上にわたりテレビ業界を見つめてきた。「僕らの世代から言うと時代はどんどん住みづらくなっている。ゆとりがなくなってきちゃった。どこにいてもギリギリ追い詰められながらやっているみたいなことを感じる。自分がいたテレビの業界ですら。昔の良き時代のゆとりはなくなっちゃったかな」と吐露した。

 今後番組で扱うテーマの中に、「マスメディアとしてテレビは生き残れるのか?」があるが、これは関口自身のリクエスト。「フェイクニュースが出だして映像に対する責任感をどう持てばいいのか、どんどん心配が大きくなる。皆さんもメディアの方たちだから絶対にその中で苦しまなきゃならない時代。これをどうみんなが乗り切っていくか」と、マスメディアの未来を見据えた。

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