国際弁護士、事件発覚後の一連の流れに「チーム大谷としてすぐに頼れる人がいなかった可能性がある」
2024年04月15日 09:40
芸能
司法省によると、水原容疑者が送金したのは21年11月から24年1月までで、水原容疑者が関係する機器やIPアドレスが使われていた。当局が入手した水原容疑者の賭博記録には、この期間中の合計賞金は総額1億4225万6769ドル(約218億円)、負けた金額は1億8293万5206ドル(約280億)で、損失額は4067万8436ドル(約62億円)にのぼる。
ニューヨーク・タイムズ電子版によると、大谷は開幕戦後に水原容疑者の英語での説明を完全には理解できなかったが疑念を持ち、韓国・ソウルのホテルに戻った後に2人で対面。水原容疑者は経緯を説明した後「僕の借金を肩代わりしたことにしてもらえないか」と懇願したという。大谷はこれを拒否し、ネズ・バレロ代理人らと話し合い、バレロ氏が危機管理担当者や弁護士に連絡したという。
吉田氏はこの経緯について「真っ先に連絡すべき人は本来であれば個人弁護士。通常であればセレブは自分を守ってくれる弁護士をもっているので、このような緊急事態発生の時は、球団との交渉を任せるバレロ氏よりも自分を守ってくれる自分の弁護士に連絡する」と述べた。
「チーム大谷として緊急事態になったときにすぐに頼れる人がいなかった可能性がある」と問題提起。「大谷選手クラスであればこのような犯罪のターゲットにされる可能性が高い。そういうことを考えるとすぐに日本語で相談できる相手がいても良かった」と述べた。
タレントで気象予報士の石原良純は「それを全て水原氏に信頼してしまっていたということでしょうね」と口にした。