菅野美穂 フジコ・ヘミングさん訃報に悲痛「優しいピアノの音色…忘れません」 ドラマでフジコさん役の縁
2024年05月02日 11:55
芸能
訃報を受け、菅野は所属事務所を通じ「フジコ・ヘミング様の訃報に触れ、心よりお悔やみを申し上げます」と追悼。
「フジコさんの魂のこもった、そして優しいピアノの音色を忘れません」としのび、「タバコをかまえながらニコッと笑ってくださる無邪気さが目に浮かびます。ご冥福をお祈りいたします」と結んだ。
フジコさんの訃報は2日、一般財団法人フジコ・ヘミング財団の公式ウェブサイトで発表された。92歳だった。
フジコさんはスウェーデン人の父、日本人ピアニストの母の間に1932年、ドイツ・ベルリンで生まれる。5歳で日本に移住し、母の指導でピアノを始めた。東京芸大卒業後、ドイツに留学。才能が認められる中、リサイタル直前に風邪をこじらせ、聴力を失ってしまう。その後、治療を経て、聴力の一部を回復し、1995年に日本帰国。1999年、NHKのドキュメンタリー「フジコ~あるピアニストの軌跡~」が大反響を呼び、ブームに。デビューCD「奇蹟のカンパネラ」はクラシック音楽としては異例の大ヒットを記録。以降、リストやショパンの曲を愛し、国内外で精力的に演奏活動を続けていた。