中畑清氏 DeNA監督時代の「計算しながら演出してた」こととは 4回目には金額が「頭をよぎるワケ」

2024年05月02日 17:32

芸能

中畑清氏 DeNA監督時代の「計算しながら演出してた」こととは 4回目には金額が「頭をよぎるワケ」
中畑清氏 Photo By スポニチ
 元DeNA監督でスポニチ本紙評論家の中畑清氏(70)が2日、フジテレビ「ぽかぽか」(月~金曜前11・50)にゲストとして生出演。DeNA監督時代の裏話を明かした。
 中畑氏はプロ野球選手として「お客さんがどうやったら喜んでくれるか」考えることは大切だとし、「長嶋さんも自分が、プレーヤー中ね、どういうプレーをすれば喜んでくれるかばっかり考えてた」と打ち明けた。

 「プロ野球ってそういうもんじゃない。お客さんが喜んでくれたり、感動したり悔しがってくれたりすることに対して、どれだけのプレーができるか」と語ると、MCの「ハライチ」澤部佑は「監督時代はお客さんに魅せる瞬間っていうのはどういう…」と質問した。

 中畑氏は「あった。ある程度計算しながら演出してたんだけど、退場するシーンがあるじゃない。抗議しに行く。その前に、俺は覚悟を決めてくワケよ。“きょうは絶対退場するぞ”って」とぶっちゃけた。

 スタジオから驚きの声が上がると、「それやっとかないと、次の俺の代役になるヘッドコーチとか、高木豊なんだけど、“俺きょう退場になるからな。後頼むぞ”って言って、それからそのシーンが」と中畑氏。「俺一発目の退場した時なんだけど、その時グワーって猛ダッシュで行って、それでアンパイアに“どこ見てんだ!”って言って。ガーン、ガーンってやって」と振り返った。

 抗議する際の体制は「ペンギン打法っていうんだけど、手も足も出さないワケ」と棒立ちになって、胸を突き出し相手にぶつかるというもので、「でも暴力行為になっちゃうんだよね。そこで一発退場ですよ」と回顧した。

 「で罰金20万」とも明かし、「累積だもん。2回目やると40万なの。3回やると80万。4回やると160だよ」と苦笑い。澤部が「それは球団が出す?」と尋ねると、「俺が払ったの」「あれは球団が支払うべき普通は。選手のために頑張って抗議しに行くんだから。自分のために行ってるわけじゃないんだから」とぼやいてみせた。

 中畑氏はさらに「さすがにね、4回目ぐらいで160万。こう(抗議に行こうと前のめりに)いった時には頭をよぎるワケ」と本音を吐露。「“監督、どうして行かないんですか?”“ばかやろう、160万だぞ”って」と話して笑わせた。

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