舞台が見えづらいと物議「くまのプーさん」対応策を発表 クッション敷き視認性の確保 返金対応も検討

2024年05月02日 17:15

芸能

舞台が見えづらいと物議「くまのプーさん」対応策を発表 クッション敷き視認性の確保 返金対応も検討
ミュージカル『ディズニー くまのプーさん』公式X(@PoohShowJapan)から
 東京・日本橋三井ホールで上演されている日本初演の新作ミュージカル「ディズニー くまのプーさん」の舞台が見えにくいとSNS上などで物議を醸していた問題について、主催者は2日、対応策を公式サイトなどで発表した。
 公演は4月27日に開幕。前日1日には「前方のお席から舞台が見えづらいとご指摘を頂きました。当該のお客様におかれましては、ご不便・ご迷惑をお掛けしましたこと、心よりお詫び申し上げます」と謝罪。1日から「視認性の向上に向けた改善策を講じていきます」としていた。

 前方席は段差がなく(フラット)、ステージが見えにくい状況が生まれたとみられる。この日は「VIB席(最前列6列目まで)、及びS席G~M列までのお席を、段差を設けた台上にカーペットとクッションを敷いた桟敷席へと変更し、視認性の確保をしてまいります」とし、4月27~30日までの公演をB~N列で観劇した観客らに対しては「関東圏の別公演への招待」「または後日の返金対応」を検討しているとした。

 東京公演は5月6日まで。以降は9都市でツアーを予定している。

 「東京公演ご来場のお客様へお詫びとお知らせ」と題した2日の発表は以下の通り。

 お客様各位

 この度は東京公演につきまして、ご不便・ご迷惑をおかけしておりますことを重ねてお詫び申し上げます。

 東京公演にご来場予定のお客様に、現在実施しております以下の策をご案内させていただきます。

 ・VIB席、およびS席G~M列までのお席を、段差を設けた台上にカーペットとクッションを敷いた桟敷席へと変更し、視認性の確保をしてまいります。

 ・当日、ご体調やお怪我などにより桟敷席が難しい場合は、後方の椅子席(S席)への振替を可能な限りご用意いたします。

 なお、4月27日から30日までの公演をB列~N列にてご観劇いただいたお客様、および5月3日以降の公演で桟敷席から振り替えられずご観劇いただけなかったお客様に関しては、関東圏での別公演へのご招待、または後日の返金対応を検討しております。

 詳細が決まり次第、公式サイトにてご案内いたします。(チケットが必要になりますので必ず保管ください)

 お客様のご意見を真摯に受け止め、今後もより良い鑑賞環境をご提供するために努めてまいります。

 アークスインターナショナル株式会社

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