山崎育三郎 米留学で差別「投げ飛ばされ…」壮絶イジメの日々から一転「大スターに」逆転劇のきっかけ

2024年06月09日 07:50

芸能

山崎育三郎 米留学で差別「投げ飛ばされ…」壮絶イジメの日々から一転「大スターに」逆転劇のきっかけ
山崎育三郎 Photo By スポニチ
 俳優の山崎育三郎(38)が、8日放送のTBS「人生最高レストラン」(土曜後11・30)にゲスト出演。高校時代の米国留学のエピソードを披露した。
 高校時代米国留学をしていた時、2000人の生徒の中で唯一のアジア人だったという山崎。そこで差別による壮絶ないじめにあったという。「入学初日前から3、4人のガタイのいい、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のビフみたいな人に囲まれて、バーンって投げ飛ばされて」と告白。「アジア人というだけで、頭パーンって叩かれて。痛いし、デカいし。みんなからかうし、笑ってくるし。萎縮しちゃって。怖―ってなって」と語った。「とにかくみんなに会わないように授業の合間はトイレに隠れて、みんなが入ってから教室に入る」とし「それを3か月ぐらいやってたんですよ」と明かした。

 「“どうにかしないと”と思ってた時に廊下の壁にダンスパーティーのポスターがあったんですよ。“ダンスパーティー参加したら何か変わるんじゃないか”って一人で参加するんですよ」と回顧。そのパーティーには「500人ぐらい生徒が集まって」とし「アップテンポな曲になると500人が円になるんですよ。ダンスの得意な子が真ん中で一人で踊ったり、クラスの人気者が踊ったりして」と話した。司会の「極楽とんぼ」の加藤浩次は「アメリカ映画でそんなの見たことあるよ」と驚いていた。

 そして山崎は「もし自分が今、あそこの真ん中で一人で踊ったら何か変わるんじゃないかと」と意を決した。「怖くて3曲ぐらい飛ばすんですよ」としながらも「走り出したんですよ。あんまり知らない曲だったけど“ウワー”って自分で声上げながら」と意を決して、円の真ん中に立ったという。すると「500人が静まり返った。“は?あいつ留学生の…”みたいな」とう周囲の反応だったが「行くしかない!と思ってHIP HOPに合わせてミュージカルダンスを踊ったんですよ」と明かした。

 すると「クラスで一緒だった女の子が“IKU!”って言ったんですよ」とし、それをきっかけに「500人がIKUコールになったんですよ。“IKU!IKU!IKU!”って」と当時の状況を説明。加藤は「そんな映画みたいなことある!?」と半信半疑だったが、山崎は「マジなんです!」と返答。ダンスが終わると「500人ブワーって来て」とクラスメイトとハグ。山崎をイジメていた“ビフ”も駆け寄ってきたという。

 さらに「次の日から大スター。歩いているだけで“お前聞いたぞ!”みたいな。頭叩いてきたやつも“お前マック行くぞ!”」とダンスパーティーを境に周囲からの扱いが変わったという。この経験から「シャイでいたり黙っていることになんの意味もない。むしろそういう人に対して攻撃してくる。“俺はこういう人間だよ”っていうことには受け入れてくれる」ということを学び、「自分自身が変わった瞬間」と回想した。

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