2拠点生活の杏 パリでの新たな挑戦 取得した免許とは「新しい気持ちにちょっとなってるような感覚」
2024年06月09日 13:47
芸能
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パリでは新たに挑戦したいことが見つかったという。パリでの生活に密着したVTRで杏は「メトロのミュージシャン、パリの中で歌ってる人がいるんですけど、実はそれ免許制で、オーディションがあるって聞いて、“え!行ってみたい!”と思って」と振り返った。
スタジオでは「鉄道会社まで行って、オーディションを受けました」と杏。「そしたらめでたく、ありがたく(免許を)ちょうだいしたので、なので今回はちょっとメトロで」弾き語りをすることにしたと語った。
メトロミュージシャンのオーディションは年2回。合格すれば半年間メトロの駅構内で演奏ができるという。杏は自らオーディションを受け、1人で活動を開始した。
「日本だと誰かやっぱり見られてるかもしれないなとか、ちゃんとしなきゃなとかちょっと思っちゃうんですけど。新しい気持ちにちょっとなってるような感覚ですね」と打ち明けた。
杏は準備を1人で行い、ギターを弾きながら歌う様子も披露した。日本の名曲「カントリー・ロード」を熱唱した。
杏は「自分が2人に増えたような気がするというか、日本での自分に加えてフランスでの自分も追加されたような」と表現。「東京だと結構ちゃきちゃきちゃきって段取りが自分でもできちゃうんですけど、パリに来ると、うわ、忘れたごめんみたいなこととか、まるっきりできなかったとかそういうことが結構多くて」と自分の思うようにならないことも多いと言うが、「気負わないで自分のペースでみたいなのは、フランスの方が強いですね」とも話した。
杏には8歳の双子の娘、もうじき7歳になるという息子がおり、「家族で住むみたいなのは凄い大きな変化ではあるんですけど、世代を受け継いでいく中で2つの国を見せてあげたりとか、私も一緒に見ていくっていうのは凄い、これから何があるか分からないけど、面白いなって思ってます」と語った。
演奏後は「楽しかったです。結構足止めて、えっ?みたいなで見てくれたりとか。そもそもオーディションに受かったっていうのも、なんか日本の曲いいって思ってもらえたっていうのがあったと思うんで、そういう私の歌ではないけれども、皆が好きな日本の歌とか、そいういうのを歌えたらいいなと思いました」と声を弾ませ、「場所とかシーズン変えてまた再トライしてみたいです」と今後を見据えた。