「完璧な家族」キム・ビョンチョルが涙…ユン・サンヒョンに同情した“ある出来事”とは【ネタバレあり】

2024年09月13日 20:00

※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=「完璧な家族」放送画面キャプチャー
「完璧な家族」が、事件の核心に迫る展開で一層の盛り上がりを見せている。

韓国で12日に放送された第10話では、チェ・ジニョク(キム・ビョンチョル)とチェ・ヒョンミン(ユン・サンヒョン)の知られざる過去が明らかに。ヒョンミンが起こした暴行ひったくり事件をきっかけに、2人の因縁が始まった。

同事件で拘束されたヒョンミンは、ジニョクの同情によって釈放されことに。その後、自身の娘ソニ(子役:オ・ウンソ)をちらつかせながら再びジニョク夫婦の同情心を誘い、彼らの息子を生命保険に加入させた。

さらにソニまで生命保険に加入させたヒョンミンは、ジニョク家族と共に船に乗って島へと旅に出た。

目的地に到着すると、ヒョンミンはソニを崖まで連れ出して「あそこを見てごらん、海が綺麗だろう」と声をかけた。海を目にして「怖い」と伝える自身の娘に「大丈夫、パパがいるから」と声をかけて安心させた彼は、再び海に視線を移したソニを突き落とそうと試みる。

その時、2人に気づいたジニョクの息子サンホ(パク・サンフン)がソニに声をかけた。計画に失敗したヒョンミンは暴力団に連れていかれ、脅迫を受けることに。そんな中、ジニョクは「ヒョンミンにもう一度チャンスをくれ」と嘆願する。

その後、ヒョンミンを訪ねたジニョクは「僕に言うことはないのか。僕の知人たちからもらった保険料を横領しようとしたのか?」と問いただし、「代わりに手続すると言って君の通帳に入金したそうだが、それが違法だということは知っているはずだ。君を信じたかった。それは今も同じだ」と訴えてその場を後にした。

ヒョンミンが自分の同僚に対して詐欺行為を行っていることに気づいたジニョクは、妻のハ・ウンジュ(ユン・セア)に幼少期の出来事を告白。「ヒョンミンを見ていると、思い出す人がいる。うちの弟のテヒョンだ。彼は学校になじめず、よくトラブルを起こした。彼が警察署の世話になるほどの問題を起こすようになると、母は徐々にテヒョンを避け、しまいには彼のすべての発言を信じなくなった」と伝え、弟の死に言及。

「ある日母と夕食をとっていると、警察署から連絡が来た。学校でトラブルがあって、テヒョンが死んだと。変な気分だった。このような事態が起こると最初からわかっていたような、僕が殺してしまったような感じだった」と振り返った彼は、「悪かった。僕だけでも信じてあげたらよかったのに。頭の中で当時のことをずっと繰り返しながら生きてきた。なのに僕は、今も人を信じていない」とうなだれ、静かに涙を流した。

ウンジュはそんな彼を抱きしめながら「違う。私はあなたのことを信じている。きっと何があっても乗り越えられる」と伝えた。

一方で、ソニの殺害に失敗したヒョンミンは新たな計画を実行に移す。ソニを連れてサンホの元を訪れた彼は、「少し手伝ってほしい」と言いながら誘拐に乗り出した。

登場人物たちの知られざる過去が明らかになり、今後の展開に一層の注目が集まる「完璧な家族」は、現在韓国KBSで好評放送中。日本でも動画配信サービスLeminoで独占配信を行っており、毎週水・木曜日の午後10時50分に最新話を更新予定。

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