「虎に翼」最終回18・7% 期間平均16・8%!前作上回る 朝ドラ2作ぶり16%超&「らんまん」超え

2024年09月30日 09:45

芸能

「虎に翼」最終回18・7% 期間平均16・8%!前作上回る 朝ドラ2作ぶり16%超&「らんまん」超え
伊藤沙莉がヒロインを務めた連続テレビ小説「虎に翼」のメーンビジュアル(C)NHK Photo By 提供写真
 女優の伊藤沙莉(30)がヒロインを務めたNHK連続テレビ小説「虎に翼」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は27日に本編最終回(第130話)が放送され、平均世帯視聴率は18・7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが9月30日、分かった。女性法曹の開拓者となった主人公・寅子の生涯を通じ、夫婦別姓や同性婚など現代に通じる社会問題も取り上げた異色作。全130話の期間平均は16・8%。前作「ブギウギ」の15・9%など前4作を上回り、朝ドラ2作ぶりの16%超え。前々作の傑作「らんまん」の16・6%も上回るヒットとなった。
 番組最高は第100話(8月16日)の18・9%。「らんまん」(19・2%)に続く19%超えはならなかった。

 最終回の個人視聴率は10・6%。期間平均の個人視聴率は9・4%。

 コロナ禍以降の作品の期間平均(世帯)は、

 20年度前期「エール」(全120話)=20・1%
 20年度後期「おちょやん」(全115話)=17・4%
 21年度前期「おかえりモネ」(全120話)=16・3%
 21年度後期「カムカムエヴリバディ」(全112話)=17・1%
 22年度前期「ちむどんどん」(全125話)=15・8%
 22年度後期「舞いあがれ!」(全126話)=15・6%
 23年度前期「らんまん」(全130話)=16・6%
 23年度後期「ブギウギ」(全126話)=15・9%
 24年度前期「虎に翼」(全130話)=16・8%

 向田邦子賞に輝いたNHKよるドラ「恋せぬふたり」などの吉田恵里香氏がオリジナル脚本を手掛けた朝ドラ通算110作目。日本初の女性弁護士・判事・裁判所所長となった三淵嘉子氏をモデルに、法曹の世界に飛び込む日本初の女性・猪爪(佐田)寅子(ともこ)の人生を描いた。吉田氏は初の朝ドラ脚本。伊藤は2017年度前期「ひよっこ」以来2回目の朝ドラ出演、初主演となった。

 最終回は、佐田優未(川床明日香)は様々な仕事を掛け持ちし、多忙な毎日。猪爪花江(森田望智)もひ孫に囲まれ、平穏に暮らしている。佐田寅子(伊藤沙莉)は星航一(岡田将生)ら皆の暮らしぶりを見守りながら、桂場等一郎(松山ケンイチ)と「法律とは何か」について語り合ってきたことを振り返り…という展開だった。

 配信(NHKプラス・NHKオンデマンド)の状況や総合視聴率は後日発表される。

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