日テレ「24時間テレビ」来年の放送は「前向きに検討」 視聴率も上々「評価はいただいた」

2024年09月30日 14:58

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日テレ「24時間テレビ」来年の放送は「前向きに検討」 視聴率も上々「評価はいただいた」
日本テレビ社屋 Photo By スポニチ
 日本テレビの定例社長会見が30日、東京・汐留の同局で行われ、来年の「24時間テレビ」放送について「前向きに検討」と主張した。
 「24時間テレビ」を巡っては、昨年11月、系列局の日本海テレビジョン放送(鳥取市)の男性が2014年以降、寄付金の計約1118万円を着服していたと同局が発表した。着服問題がある中、放送を敢行。また台風10号直撃の予報もある中でチャリティーマラソンのコースを変更して開催するなど工夫を凝らしたが、放送に関してはさまざまな声が上がっていた。

 数多くの難題を抱えた中での放送は、チャリティーマラソンランナー・やす子の姿が多くの共感を集め、完走後には瞬間最高視聴率25・4%を記録。なお平均世帯視聴率が19・7%だった(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。

 取締役専務執行役員の福田博之氏は「我々としては世の中の厳しい目がございましたので、今年の視聴率にもこだわっていた。最低でも前回をクリアしたいと考えていた。それはかないました。取り組みについて全てが評価されたわけではないということは当然理解していますが、評価はいただいた。安どと感謝です」と安堵した様子。

 来年の放送については、「今この時点で編成しないという判断はない。前向きに検討したい」といい、「キャスティングは全くの白紙。旧ジャニーズ事務所所属のタレントが出ることも、必ず出ますや、必ず出ませんとは言えない」と語るにとどめた。

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