伊藤惇夫氏 石破氏の“方針転換”早期解散総選挙に苦言「これまでの政権と変わらない印象与えたのは事実」
2024年09月30日 15:49
芸能
新総裁選出後の会見では、解散時期について「国民の皆さんでご判断いただく材料はきちんと提供します」「とにかく国民に向かって不誠実な態度だけは取らない」などと述べていた。十分な時間がない中での早期解散となるが、「衆議院、参議院におきます所信表明演説、それに伴う質疑をきちんと行う。そのほか予算委員会、党首討論も委員会形式ですが、これは一介のご判断がございますので、それに従いたい。国民に判断いただける材料を整える努力は続けていく」と約束した。
この会見について、伊藤氏は「今の説明ではもう一つ納得いかないですね」と率直な思いを口に。「国会に委ねると言ってたけど、委ねるんじゃなくて、政権として決めるわけですから。自民党の国会関係者はそれに従って動くので、国会で決めるというのは逃げのように感じましたね」と指摘した。
総裁選出から数日で、方針転換ともとれる早期解散。MCのフリーアナウンサー石井亮次は、「結果、トップになるとこうなっちゃうの?という典型例みたいにも見えなくもない」と、失望感を口にした。
伊藤氏も「石破さんに対する期待感というのは、これまでの自民党と違う政権運営をやってくれるんじゃないかということですけど、ここまでのところ、これまでの政権と変わらないじゃないという印象を与えてしまったのは事実ですね」と辛口に評した。