【王座戦第3局】藤井王座vs永瀬九段、両者得意の角換わりでハイペース 関係者退室17手目まで遅れる
2024年09月30日 10:09
芸能
タイトル戦での直接対決が決まっている期間以外では、研究仲間で知られる両者。習いのある戦型ゆえか、指し手は快調に進み、開始1時間の午前10時時点で62手まで進んだ。
あまりの指し手の早さに対局を司った立会人の谷川浩司17世名人(62)や連盟常務理事の井上慶太九段(60)の退室が17手目まで遅れた。普段なら主催紙のカメラマンが先手、後手の指し手を撮影後、3手目の前に関係者へ退室を促すがその機を逃したとみられる。
3手目から13秒、18秒、8秒、19秒、9秒、26秒、12秒、11秒、9秒、7秒、9秒、21秒、8秒、19秒、6秒。18手目になってやっと藤井が39秒を費やしたため、その間に指し手を邪魔することなく静寂の空間を離れることができた。持ち時間5時間のチェスクロック方式で指され、終局は夜の見通し。