【王座戦第3局】藤井王座vs永瀬九段、両者得意の角換わりでハイペース 関係者退室17手目まで遅れる

2024年09月30日 10:09

芸能

【王座戦第3局】藤井王座vs永瀬九段、両者得意の角換わりでハイペース 関係者退室17手目まで遅れる
永瀬拓矢九段との王座戦第3局に臨む藤井聡太王座(日本将棋連盟提供) Photo By 提供写真
 将棋の藤井聡太王座(22)=王将を含む7冠=が挑戦者に永瀬拓矢九段(32)を迎える第72期王座戦5番勝負第3局は30日午前9時、京都市のウェスティン都ホテル京都で始まった。藤井の2勝0敗で迎え、藤井が勝てば初防衛となる。先手は永瀬で、戦型は角換わり腰掛け銀へ進んだ。
 角換わりは両者の対局では第1局から3局連続。第72期は角換わりシリーズとなった。

 タイトル戦での直接対決が決まっている期間以外では、研究仲間で知られる両者。習いのある戦型ゆえか、指し手は快調に進み、開始1時間の午前10時時点で62手まで進んだ。

 あまりの指し手の早さに対局を司った立会人の谷川浩司17世名人(62)や連盟常務理事の井上慶太九段(60)の退室が17手目まで遅れた。普段なら主催紙のカメラマンが先手、後手の指し手を撮影後、3手目の前に関係者へ退室を促すがその機を逃したとみられる。

 3手目から13秒、18秒、8秒、19秒、9秒、26秒、12秒、11秒、9秒、7秒、9秒、21秒、8秒、19秒、6秒。18手目になってやっと藤井が39秒を費やしたため、その間に指し手を邪魔することなく静寂の空間を離れることができた。持ち時間5時間のチェスクロック方式で指され、終局は夜の見通し。

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