成田悠輔氏 10月27日総選挙発表の石破氏に違和感「棒読み感…自分の言葉で話す石破さんぽくない」

2024年09月30日 15:33

芸能

成田悠輔氏 10月27日総選挙発表の石破氏に違和感「棒読み感…自分の言葉で話す石破さんぽくない」
成田悠輔氏 Photo By スポニチ
 経済学者の成田悠輔氏が30日、TBS系「ゴゴスマ~GOGO!smile~」(月~金曜後1・55)にリモートで生出演し、次期首相の石破茂自民党総裁が10月27日に解散総選挙を投開票する方針を発表したことについて言及した。
 石破氏はこの日の会見で、「できるだけ早期に国民の審判を受けることが重要であると考えており、諸条件が整えば10月27日に解散総選挙を行いたい」と述べた。派閥裏金事件の逆風を踏まえ、新政権の浮揚効果が見込めるうちに衆院選に臨んだ方が得策との声が、党内で強く上がっていた。

 理由を問われた石破氏は「理由として何なのだと。選挙管理委員会の選挙準備の観点からと申し上げます。それ以外に理由がございません」と話すにとどめた。

 新総裁選出後の会見では、解散時期について「国民の皆さんでご判断いただく材料はきちんと提供します」とした上で、「内閣支持率が高いうちに総選挙をした方が、我が党の議席もたくさん得られるし、同志の方々の議席も確保できる。与党総裁として、それも考えないといけない。とにかく国民に向かって不誠実な態度だけは取らない」と述べていた。

 十分な時間がない中での早期解散となるが、「衆議院、参議院におきます所信表明演説、それに伴う質疑をきちんと行う。そのほか予算委員会、党首討論も委員会形式ですが、これは一介のご判断がございますので、それに従いたい。国民に判断いただける材料を整える努力は続けていく」と約束した。

 番組では会見を生中継。印象を問われた成田氏は「すごい棒読み感があった。普段は自分の言葉でしゃべるのが得意な石破さんぽくないなと思っちゃいましたね」と率直に違和感を語った。

 会見開始前の段階では、ここまでの石破氏の舵取りについて「数日で早くもいろいろ妥協や忖度が見られるなと」と驚きを口に。「選挙日程だけじゃなくて、経済政策なんかにもともとは金融所得課税が、みたいな威勢のいいことを言っていた。ただ株価の動き見て、“いやいやあれは検討すると提案しただけで”って、だいぶ引いちゃって、半分撤回みたいな感じになっちゃっていると思う」と、就任早々のグラグラ感を指摘した。

 “党内野党”と呼ばれ、自民党内の議員からは敬遠されていた石破氏だけに、「もともと石破さんって周りの空気を読まない、好き勝手なことを言いまくるキャラじゃないですか?それが既に数日でほぼ蒸発しちゃってるなという感じ」とも表現した。

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