「光る君へ」まひろ悪酔い→賢子と溝…ネット&乙丸も悲痛「歯がゆい サービス精神裏目」矢部太郎が胸中

2024年09月30日 17:00

芸能

「光る君へ」まひろ悪酔い→賢子と溝…ネット&乙丸も悲痛「歯がゆい サービス精神裏目」矢部太郎が胸中
大河ドラマ「光る君へ」第37話。まひろの里帰りを喜ぶ乙丸(矢部太郎)だったが…(C)NHK Photo By 提供写真
 女優の吉高由里子(36)が主演を務めるNHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜後8・00)は29日、第37話が放送された。話題のシーンを振り返る。
 <※以下、ネタバレ有>

 「ふたりっ子」「セカンドバージン」「大恋愛~僕を忘れる君と」などの名作を生み続ける“ラブストーリーの名手”大石氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ63作目。千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を紡いだ女流作家・紫式部の波乱の生涯を描く。大石氏は2006年「功名が辻」以来2回目の大河脚本。吉高は08年「篤姫」以来2回目の大河出演、初主演となる。

 第37話は「波紋」。中宮・藤原彰子(見上愛)が一条天皇(塩野瑛久)の皇子を出産し、まひろ(吉高由里子)と藤原道長(柄本佑)は喜びを分かち合う。2人の親密さが噂になる中、彰子がまひろの物語を冊子にして天皇への土産にしたいと希望。まひろをはじめ、女房たちは豪華本を作ることに。一方、新たな皇子の誕生により、藤原伊周(三浦翔平)らの思惑は外れた。皇位継承をめぐる不穏な気配が漂い、内裏で事件が起こる…という展開。

 寛弘5年(1008年)。まひろは実家に里帰り。10歳になった藤原賢子(梨里花)と再会したものの、微妙な空気が流れる。まひろが8日で実家に戻ってから再出仕した寛弘3年(1006年)以来、約2年ぶりの再会とみられる。

 酒席。まひろは酔い、「五十日(いか)の儀」の“無礼講”など裕福な暮らしをひけらかし。藤原惟規(高杉真宙)は姉を注意した。

 翌日、まひろはすぐ土御門殿に呼び戻される。

 賢子「一体、何しに帰ってこられたのですか。内裏や土御門殿での暮らしを自慢するため?いと(信川清順)や乙丸(矢部太郎)も、変な顔をしてました」

 まひろ「賢子の顔が見たいと思って帰ってきたのよ」

 賢子「母上はここより、あちらにおられる方が楽しいのでしょう?」

 藤原為時(岸谷五朗)「おまえの母は働いて、この家を支えてくれておるのだぞ」

 賢子「では何故昨日のようなお話をするのですか。お菓子をたらふく食べたとか。母上が嫡妻ではなかったから、私はこんな貧しい家で暮らさなければならないのでしょう!」

 為時「黙らぬか」

 まひろ「私は、宮仕えをしながら高貴な方々とつながりを持って、賢子の役に立てたいと思っているのよ」

 賢子「嘘つき。母上なんか大嫌い!」

 まひろ「すっかり嫌われてしまいました」

 為時「おまえがいない間、あの子の友は、書物であった。おまえによく似ておる」

 家を飛び出した賢子は、道端で涙した。

 母娘の亀裂に、SNS上には「似ているからこそ傷つけ合うまひろ母娘。つらい」「宣孝様(佐々木蔵之介)を生き返らせてくれ!まひろと賢子の間を取り持ってくれ!頼む」などの声が続出。乙丸役の矢部太郎も撮影現場からの音声コメント「君かたり」で「賢子様も、まひろ様のことが本当に嫌いなわけではないと思うんですよね。お互いの気持ちがうまく伝わらず、こんな形になってしまって。従者は見守るしかできないんだなと。歯がゆいですね。何か出過ぎた真似になってしまますし、何かできることもないと思いますし、それがやっぱりつらいですね」と心境を明かした。

 まひろの悪酔いについては「まひろ様も家にいなかったから、馴染みたくて色々お話ししているんだと思うんですよね。でも、何か、そういうことじゃなくてもね、普通にいてくださるだけで、みんなでご飯を食べれば、それでいいんじゃないかなと、やっぱり思ったりもしちゃいますけどね。まひろ様なりのサービス精神がちょっと裏目に出ちゃったなと。お酒も進んじゃっていましたしね」と代弁した。

 母娘の溝は果たして。次回は第38話「まぶしき闇」(10月6日)が放送される。

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