泉房穂氏 衆院解散めぐる石破氏の手のひら返しに失望「舌の根も乾かぬうちに一瞬でひょう変ですから」

2024年09月30日 19:49

芸能

泉房穂氏 衆院解散めぐる石破氏の手のひら返しに失望「舌の根も乾かぬうちに一瞬でひょう変ですから」
泉房穂氏 Photo By スポニチ
 前兵庫県明石市長の泉房穂氏(61)が30日、TOKYO MXの新番組「堀潤 Live Junction」(月~金曜後6・00)に生出演し、衆院の解散総選挙をめぐる自民党石破茂総裁(67)の決断に失望感を示した。
 27日の新総裁選出後の会見で石破氏は、解散時期について「国民の皆さんでご判断いただく材料はきちんと提供します」とし、「とにかく国民に向かって不誠実な態度だけは取らない」と繰り返し述べていた。しかし、この日は衆院を早期解散し、10月27日に投開票を行うことを表明。石破氏が約束していた通り、十分な論戦を経ての解散総選挙ではなくなり、新内閣の“ご祝儀支持率”があるうちの早期選挙の見通しとなった。

 国民の意思より選挙に勝てるかどうかを取った決断。泉氏は「私もショックですね。国民の方を向いている方だと思っていて、ちゃんと国民に語りかける政治をすると思っていたのに、国民向けの政治じゃなくて、党内の方を見てしまっていて」と肩を落とした。

 新総裁選出から、わずか3日での手のひら返し。泉氏は「凄く残念なのは、総裁選の時に早期解散ではなくて、しっかり議論をして判断材料をもって有権者に判断していただくと言っていたわけですから、舌の根も乾かぬうちに一瞬でひょう変ですから、さすがに厳しく問われるべき立場じゃないですかね」と、厳しく論評した。

 MCの堀潤氏は「ヌエのようなものを自民党を覆っているんですかね」と、ジョークまじりに首をかしげた。すると泉氏は「でもトップになったんだから。何でトップになりたかったんですかという感じで」と、トップとして自身の政策理念を貫くことを期待した。

 投開票まで1カ月足らずで、論戦どころではないギチギチのスケジュール感になる。泉氏は「少なくとも選挙の日程は別に無理しなくて、ちゃんと議論して。ご本人も議論に自信があるんであれば、ちゃんと周りが何を言おうとも、トップなんですから」と繰り返した。

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