日テレ 寄付金問題&台風直撃で賛否あった「24時間テレビ」放送に思い「判断は間違っていなかった」

2024年09月30日 14:58

芸能

日テレ 寄付金問題&台風直撃で賛否あった「24時間テレビ」放送に思い「判断は間違っていなかった」
日本テレビ社屋 Photo By スポニチ
 日本テレビの定例社長会見が30日、東京・汐留の同局で行われ、8月31日~9月1日に放送された「24時間テレビ47」について、寄付金着服問題や台風の影響などの難題を抱えた中での開催に「判断は間違っていなかった」と思いを述べた。
 「24時間テレビ」を巡っては、昨年11月、系列局の日本海テレビジョン放送(鳥取市)の男性が2014年以降、寄付金の計約1118万円を着服していたと同局が発表した。着服問題がある中、放送を敢行。また台風10号直撃の予報もある中でチャリティーマラソンのコースを変更して開催するなど工夫を凝らしたが、放送に関してはさまざまな声が上がっていた。

 総合司会は「くりぃむしちゅー」の上田晋也、フリーの羽鳥慎一アナウンサー、同局の水卜麻美アナウンサー。瞬間最高視聴率は、チャリティーマラソンランナーを務めたやす子の完走後の午後8時45分に記録した25・4%。なお平均世帯視聴率は19・7%だった(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。

 取締役専務執行役員の福田博之氏は、放送について「台風の直撃は我々も気になっていて、スケジュールが消化できない場合があると予想していた。何よりも参加者、出演者、スタッフの安全を第一に考え、準備したイベントを諦めた部分もあった」と回顧。「終わってみれば、それほど大きな影響はなかった。判断は間違っていなかったと確信しています」と主張した。

 また、寄付金着服問題に関しては「不正行為を受けまして、視聴者の皆様にご理解いただける放送を目指した。放送できない危機感を覚えながら試行錯誤した」と説明。「多くの皆さんにご覧頂いて、チャリティーにも我々の想像を超える方々にご参加いただいた。安堵(ど)とともに、感謝でいっぱいです」と呼びかけた。

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