阿部詩 パリ五輪2回戦敗退の試合は「まじまじと見て振り返るってことをまだできていない状態」

2024年09月30日 13:24

芸能

阿部詩 パリ五輪2回戦敗退の試合は「まじまじと見て振り返るってことをまだできていない状態」
阿部詩 Photo By スポニチ
 柔道女子52キロ級でパリ五輪代表の阿部詩(24=パーク24)が29日放送のTBS系「日曜日の初耳学」(日曜後10・00)に出演。パリ五輪で2回戦敗退を喫し、号泣した試合について振り返った。
 兄でパリ五輪・柔道男子66キロ級金メダリストの阿部一二三とともに出演。詩が破れる大波乱に、一二三は「いや~10秒ぐらい時が止まった。僕の中では何が起こったんだろうっていう、びっくりした。そのあとの10分、20分は何してたか覚えてないですね」と回顧した。

 詩は「私はまだその試合の映像だったり、まじまじと見て振り返るってことをまだできていない状態」と告白。「投げられる隙だったり、相手のタイミングが上手くて、投げられたなっていう感覚はあったんですけど、これからしっかり振り返っていきたいなと思いますね」と話した。

 その後、一二三の試合を見ながらおにぎりを食べる映像が映し出される場面も。詩が「ちょっとおなかが空いてきていたので、母が作ったおにぎりを食べました」と話すと、一二三は「僕、正直、自分の試合が終わってもコーチとかに“詩、大丈夫ですかね?”って。“ご飯食べてた”っていうのを聞いて、ご飯食べられるなら大丈夫なのかなって、気持ち的に喉を通らないっていうじゃないですか。おなかが空くっていうのに僕は結構安心してそこから集中できた」と切り替えた瞬間を明かした。

 その後も「1日中考えてたんじゃないですか、アップ会場にいても“詩がいないな”ってずっと気になりながら」と一二三。「決勝戦の前にちょろっとアップ会場で座ってたのかな。一瞬来たよな?」と聞くと、詩は「アップも見て“頑張って”って一言でも言おうと思ったんですけど、この状態の私が前の前に現れるのは良くないなと思って。全部(兄を)避けて通ってはいましたね」とした。

 兄の決勝戦について、詩は「“2連覇するだろう”というふうにみていた部分と、私もあの舞台に立ちたかったなっていう思いが大きくて、優勝した瞬間、すごく良かったなと思ってはいたんですけど、やっぱりその半面、すごく悔しかった。一緒に優勝したかったなって。あの舞台に立てていない自分の情けなさ、悔しさがすごくありました」と振り返った。

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