立憲・野田代表 能登半島災害に予備費連続6回の政府に疑問「がっかりしている人がいっぱい…」

2024年09月30日 18:55

芸能

立憲・野田代表 能登半島災害に予備費連続6回の政府に疑問「がっかりしている人がいっぱい…」
野田佳彦氏 Photo By スポニチ
 立憲民主党の野田佳彦代表(67)が、30日放送のTOKYO MX新番組「堀潤 Live Junction」(月~金曜後6・00)の取材に答え、首相に就任する自民党石破茂総裁(67)の早期解散に異議を唱えた。
 29日から「10月15日公示、27日投開票」の方針が各メディアで報じられた。野田氏は「そもそも石破さんも判断材料が整ってから解散すると言っていたのに」と、その判断に疑問を呈した。

 27日の新総裁選出後の会見では、解散時期について「国民の皆さんでご判断いただく材料はきちんと提供します」とし、「とにかく国民に向かって不誠実な態度だけは取らない」と繰り返し述べていた。しかし、ふたを開けてみれば、論戦どころではないキツキツのスケジュール感。野田氏は「ということはほとんど論戦なしですよ。それでは国民の判断材料を提供することにはならないと思う。おっしゃっていたことと違うじゃないかということは強く言わないといけない。筋論をずっと通してきたのに、筋を曲げるなと言いたい」と、厳しく言い放った。

 番組によると、取材はこの日午前に行われ、午後の会見で石破氏は報道通り、衆院を解散して27日に投開票することを表明した。

 元日の能登半島地震に続き、今月も大雨による災害で甚大な被害を受けていることについて、石破氏は「予備費で対応する」としている。しかし、野田氏は「財政的な手当が予備費を6回繰り返し支出するというやり方、これは異常なやり方だと思っていて」と問題視。自身は6日にも現地を視察するといい、「被害状況を踏まえ、今度は予備費じゃなくて、せっかく臨時国会を開くわけですから、補正予算を作って、がっかりしている皆さんがいっぱいいるので、少しは希望の気持ちが湧くようなことをするのが、最低限の政治の責任だと思う。それは強く要求していきます」と訴えた。

おすすめテーマ

芸能の2024年09月30日のニュース

特集

芸能のランキング

【楽天】オススメアイテム