阿炎が7連勝で勝ち越し「一番集中」貫き三役復帰確実 天国の師匠へ「終わってから報告したい」

2024年01月28日 06:35

相撲

阿炎が7連勝で勝ち越し「一番集中」貫き三役復帰確実 天国の師匠へ「終わってから報告したい」
<初場所14日目>若元春を引き落としで破った阿炎(撮影・村上 大輔) Photo By スポニチ
 【大相撲初場所14日目 ( 2024年1月27日    東京・両国国技館 )】 西前頭2枚目の阿炎(29=錣山部屋)が若元春(30=荒汐部屋)を破って8勝目を挙げ、2場所ぶりの勝ち越しを決めた。
 立ち合いから少し左へ動き、左へ左へ回り込んで土俵際で若元春の突き手を払って引き落とし。両者ほぼ同時に土俵を飛び出し、物言いが付く際どい勝負となったが軍配通り阿炎の勝ちとなった。

 5連敗スタートだったが「初日からずっと調子は悪くないので、それを続けていた」という言葉どおり、8日目から7連勝で勝ち越し。「体も動いているので集中できているのかな。集中することが目標なので」。勝ち星は意識せず、師匠の教えである「一番集中」を貫いた。西前頭2枚目で8勝。1場所での三役復帰を確実とした。

 昨年12月17日に師匠の錣山親方(元関脇・寺尾)が60歳で死去。弔いの場所で見事に勝ち越し「場所が終わってから報告したい」と話した。そして「とりあえず最後までしっかりやれと言うと思うので」と天国の師匠に思いをはせた。

おすすめテーマ

2024年01月28日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム