連覇の早田ひな「こんなにも過酷な中で五輪代表が選ばれているんだな」ようやく解放感、さあ夢舞台へ

2024年01月28日 15:28

卓球

連覇の早田ひな「こんなにも過酷な中で五輪代表が選ばれているんだな」ようやく解放感、さあ夢舞台へ
<卓球全日本選手権最終日>女子シングルス決勝、優勝した早田ひな(手前)(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【卓球・全日本選手権最終日 ( 2024年1月28日    東京体育館 )】 女子シングルス決勝で、早田ひな(日本生命)が、15歳の張本美和(木下アカデミー)を4―0で撃破し、2年連続3度目の日本一に輝いた。
 今大会でパリ五輪の代表選考レースが終了。既にシングルス代表を決めていた早田も、ようやく解放感に浸った。

 「自分が卓球を4歳で始めて、小さい頃に石川選手が五輪に出ていたり、伊藤選手が15歳で五輪に出ているのを見て、やっぱり五輪に出たいなと思ってはいた」とする一方で、「でも、こんなにも過酷な中で五輪代表3人が選ばれているんだなと今回、思い知らされた。周りの方々の支えがあって、最初から最後まで駆け抜けることができた」と安どの表情を浮かべた。

 21年東京五輪は補欠で、代表のサポートに徹した。「リオ五輪の時に平野選手がリザーブになって、東京五輪では私がリザーブで平野選手が3番手で。直結しているかは分からないけど、悔しい思い、リザーブという経験をしているからこそ、強い意志を持った2人だからこそ、つかみ取った切符だと思う。でも、選考を戦い抜いた3位から下の選手の分も責任を持って、日本代表として恥じないようにしっかりと成績を出さないといけない」と初の夢舞台を見据えた。

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