【大阪国際女子マラソン】「なんも言えねぇ」瀬古利彦氏 日本新の前田穂南に「久しぶりに感動」

2024年01月28日 15:14

マラソン

【大阪国際女子マラソン】「なんも言えねぇ」瀬古利彦氏 日本新の前田穂南に「久しぶりに感動」
瀬古利彦氏 Photo By スポニチ
 【大阪国際女子マラソン ( 2024年1月28日    ヤンマースタジアム長居発着の42・195キロ )】 パリ五輪代表の3枠目をかけたマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)ファイナルチャレンジとして行われ、21年東京五輪代表の前田穂南(天満屋)が、日本人トップの2位でゴールした。
 2時間18分59秒は05年ベルリンで野口みずきがマークした2時間19分12秒を更新する日本新記録。パリ代表への条件となる日本陸連の設定タイム2時間21分41秒も突破した。

 日本陸連ロードランニングコミッション・リーダーの瀬古利彦氏はレース後、「なんも言えねぇ、ほんとに。ブラボーなレースだった」とし、「日本の歴史を変えてくれた。うれしかった。久しぶりに女子マラソンで感動した」と称えた。

 ▼パリ五輪女子マラソンの代表選考 出場枠は3。昨秋のMGCで優勝した鈴木優花(第一生命グループ)、2位の一山麻緒(資生堂)が既に決定。3人目は今大会、3月10日の名古屋ウィメンズで日本陸連が定める設定記録2時間21分41秒を突破した記録最上位選手、記録突破者がいない場合はMGC3位の細田あい(エディオン)となる。 

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