張本智和、6年ぶり日本一返り咲き!!崖っぷちから大逆転「ほんとにもう…言葉が出ない」

2024年01月28日 16:23

卓球

張本智和、6年ぶり日本一返り咲き!!崖っぷちから大逆転「ほんとにもう…言葉が出ない」
<卓球全日本選手権最終日>男子シングルス決勝、優勝した張本智和(右)(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【卓球・全日本選手権最終日 ( 2024年1月28日    東京体育館 )】 男子シングルス決勝で、張本智和(智和企画)が戸上隼輔(明大)をフルゲーム4―3で撃破し、6年ぶりに日本一に返り咲いた。
 今大会はパリ五輪選考対象の最後の大会ながら、張本は選考レースのトップを独走しており既に出場は確実。だが、日本最高峰の舞台では史上最年少の14歳で男子シングルスを制した18年を最後に、20年と23年は決勝で敗れるなど頂点から遠ざかっていた「。

 「相手や内容どうこう関係なく、今年は優勝しか狙っていない。勝つんだ、という気持ち。2位以下は初戦敗退と同じ。絶対に今年は獲りたい」

 戸上との頂上決戦は1―3とされたが、ここから怒とうの大反撃。ポイントごとに上げるおなじみの「チョレイ!」をコートに響かせ、第6ゲームは3度も相手のマッチポイントをしのぎ、第7ゲームも5度、計8度も追い込まれながら見事に逆転を果たした。

 「ほんとに、もう言葉が出ない。いつも自分、インタビュー完璧だけど、今日は言葉が出ない。会場にいる全ての人に、相手含めて全員に感謝したい」

 20日までカタールのドーハで行われたWTTコンテンダーを戦い終え、今大会の開幕直前に帰国。厳しい日程だったが、昨年11月から5キロ減量したキレのある体をキープ。コンディションを落とさずに臨み、コートで躍動し、タイトルを獲り返した。

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