15歳・張本美和、女子史上最年少V届かず涙「早田選手にはまだかなわない」兄・智和との兄妹制覇ならず

2024年01月28日 14:41

卓球

15歳・張本美和、女子史上最年少V届かず涙「早田選手にはまだかなわない」兄・智和との兄妹制覇ならず
<卓球全日本選手権最終日>女子シングルス決勝、早田ひな(手前)と戦う張本美和(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【卓球・全日本選手権最終日 ( 2024年1月28日    東京体育館 )】 女子シングルス決勝で、15歳の張本美和(木下アカデミー)は早田ひな(日本生命)に0―4で敗れ、17年大会の同種目を16歳で制した平野美宇を超える史上最年少優勝に届かなかった。
 今大会の準々決勝では前回準優勝の木原美悠(木下グループ)をストレートで撃破。これまでジュニア年代の対戦で苦杯をなめてきた相手を上回り「自分の考えてきた戦術だったり、やりたいことをやれた」と成長を実感していた。

 決勝では過去1勝8敗の早田と激突。対戦成績は分が悪いが、昨年11月の全農カップで初勝利を収めていた。リードを奪った第1ゲームを逆転で落とすと、日本のエースにその後も押し切られた。

 「早田選手にはまだかなわないなと感じた。負けた悔しさの方が大きい。まだまだだなと思った」と涙を流した。

 兄・智和は男子シングルスで決勝に進出。美和は「一緒に優勝できたらうれしいけど、私の方が頑張らないといけない立場」と話していたが、史上初の“兄妹V”の夢は散った。

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