【カーリング日本選手権】ロコ・ソラーレ初戦で妹分に快勝 藤沢「簡単そうに見えるのが真の強さ」

2024年01月28日 19:56

カーリング

【カーリング日本選手権】ロコ・ソラーレ初戦で妹分に快勝 藤沢「簡単そうに見えるのが真の強さ」
第41回全農日本カーリング選手権大会 ロコ・ステラ対ロコ・ソラーレ ロコ・ステラに勝利し笑顔を見せる藤沢五月(左端)らロコ・ソラーレのメンバーたち(代表撮影) Photo By 代表撮影
 【カーリング日本選手権第1日 ( 2024年1月28日    札幌市・どうぎんカーリングスタジアム )】 世界選手権代表の座を懸けた大会が開幕した。女子の1次リーグが行われ、3連覇を狙うロコ・ソラーレは妹分のロコ・ソラーレSに8―2で快勝した。
 スキップ藤沢五月は「初戦はアイスをつかむことが重要。第1エンドから2点を取って相手にプレッシャーを掛ける展開に持って行けた」と振り返った。

 第1エンドに2点を先取すると、第3エンドは1点、第5エンドは3点をスチールして優位に試合を進め、第8エンド終了時点で相手がコンシードした。

 昨秋のパンコンチネンタル選手権で準優勝。その後もカナダを転戦し、今週23日に帰国した。藤沢は「移動の疲れ、時差ボケもなく良い感じで初戦に入れた。ロコ・ステラとの戦いで応援してくれているロコファミリーの方が楽しんだと思うけど、私たち自身も楽しんだ」と話した。

 スーパーショットこそなかったが、ショットの安定感で相手を上回った。カナダ遠征で対戦したスイスのチームから「当たり前のショットを当たり前に決めるのがトップチームの強みだと学んだ」という藤沢は「簡単なショットを当たり前のように決める。簡単そうにやっているように見えるのが真の強さなのかなと思う。第1試合にしてはよくできたと思う」と胸を張った。

 今大会は26年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪の選考レース初戦。ロコ・ソラーレにとっては3大会連続五輪出場を目指す戦いが始まる。藤沢は「そこまで五輪は気にしていない。毎日積み重ねた努力が五輪につながる」と言いながら「目の前のショットに集中したいなと思いつつ、イタリアには行ってみたい」と笑った。

 コロナ禍の影響で昨年は無観客だったが、今年は観客を入れての開催。「(観客が)いるといないでは気合の入り方が違うと実感した。応援に見合うような熱くなる試合を明日からもできればいい」と第2戦以降を見据えた。

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