元阪神・横田さん通夜 「本当に休んでほしいっていう気持ちが一番」中谷氏ら元同僚が弔問に

2023年07月22日 05:14

野球

元阪神・横田さん通夜 「本当に休んでほしいっていう気持ちが一番」中谷氏ら元同僚が弔問に
横田慎太郎さんの祭壇に飾られた写真 Photo By スポニチ
 脳腫瘍のため18日に28歳の若さで亡くなった元阪神の横田慎太郎さんの通夜が、鹿児島県日置市の斎場でしめやかに営まれた。家族によると1000人以上が弔問に訪れた。
 野球場がデザインされた祭壇には現役時代の背番号24のユニホームなどが飾られ、遺影は“奇跡のバックホーム”を披露した19年の引退試合後に撮影した笑顔の写真。姉・真子さんは「やり切った笑顔で。迷いなく家族でこの1枚に決まりました」と明かした。

 阪神の宮脇則昭編成ディレクター、当時担当スカウトだった田中秀太2軍内野守備走塁コーチのほか、元チームメートで弟のように横田さんをかわいがった一二三慎太氏、中谷将大氏、松田遼馬氏、西田直斗氏らが参列した。

 一二三氏は「どんなきつい練習でも笑って、声を出していた。それに僕は何回も救われた」と2軍生活を思い出し、同じ外野手、九州出身で担当スカウトも同じだった中谷氏は「本当によく一緒にいたので。本当に休んでほしいっていう気持ちが一番」と目を潤ませた。松田氏は「寮でも部屋が近く、ご飯もよく行ったので、仲間以上というか。思い入れが深いです」と在りし日の姿を思い出し、西田氏は「みんなから愛される性格だと思う。ありがとうという気持ちを伝えた」と霊前に手を合わせた。(遠藤 礼)

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