初芝立命館、3回戦敗退 両井主将は元同僚の大阪桐蔭・前田悠伍にエール&“再戦”を熱望

2023年07月22日 14:02

野球

初芝立命館、3回戦敗退 両井主将は元同僚の大阪桐蔭・前田悠伍にエール&“再戦”を熱望
<初芝立命館・精華>7回、初芝立命館の両井は二塁内野安打で出塁し、悪送球の間に二塁到達 Photo By スポニチ
 【第105回全国高校野球選手権大阪大会3回戦   初芝立命館3―5精華 ( 2023年7月22日    くら寿司スタジアム堺 )】 初芝立命館が競り負けて敗退した。昨秋の2回戦で対戦し6―1で破っていた精華にリベンジを許し、両井勇貴捕手(3年)は涙を拭った。
 「相手には執念があったし、自分たちの力を出し切れなかった。もう少し、みんなと野球がしたかった」

 主将として懸命にチームを引っ張った。1点を追う7回、2死二、三塁。打球は二塁手の前に転がるボテボテのゴロだったが、走ってヘッドスライディング。内野安打が相手の失策を誘い、二塁走者も一時勝ち越しのホームを踏んだ。8回に逆転を許し、2点を追う9回1死三塁では四球を選び、ベンチに向かって力強くガッツポーズ。逆転の機運が高まったが、後続が倒れた。

 小学校6年の時にオリックスジュニアに選ばれて主将を務め、大阪桐蔭・前田悠伍投手と一緒にプレーした。それから6年。今秋のドラフト上位候補に挙がる元チームメートと、大阪大会で対戦したいという希望はかなわなかった。

 「前田はすごいなと思います。どこかで対戦できる機会に向けて、自分もレベルアップしたい」

 いつか“再戦”できる日を夢見て、卒業後は大学で野球を続ける。

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