米スポーツ専門サイトが、オリオールズは大谷トレード獲得で、長期契約の可能性も生じると主張

2023年07月26日 09:48

野球

米スポーツ専門サイトが、オリオールズは大谷トレード獲得で、長期契約の可能性も生じると主張
エンゼルス・大谷翔平(ロイター)
 米スポーツ専門サイト「ザ・スコア」が「オリオールズとエンゼルスの間で大谷翔平のトレードを実現させてほしい」と希望、「オリオールズが獲得できれば、このオフの長期契約の可能性も出てくる」と主張している。
 「ザ・スコア」の提案はオリオールズがベースボールアメリカ誌の若手有望株ランキングで全体46位に入るジョーダン・ウェストバーグ内野手、66位のヘストン・カースタッド外野手、77位のジョイ・オルティス内野手に加え、投手のプロスペクトの左腕ケイド・ポビッチを提供するというもの。

 エンゼルスは交換で大谷に加え、左腕マット・ムーアを出す。オリオールズは優秀な若手有望株が豊富で、この4人を出しても、まだ全体1位のジャクソン・ホリディ遊撃手、13位のコルトン・カウザー外野手、32位のコビー・メイヨ三塁手、59位のサミュエル・バサロ捕手らが残っている。

 今季のア・リーグには絶対的な優勝候補はいない。オリオールズは62勝38敗でここまでア・リーグで成績トップでもあり、大谷に加え、いくつか細かい補強ができれば、十分ワールドシリーズに進出するチャンスが出てくる。そして若手選手やオリオールズファンに、今年は100%勝ちに行くという強いメッセージを送ることができる。加えて、オフのFA争奪戦でも可能性があると主張する。その根拠は今季の開幕時のサラリー総額が全体29位の6072万ドルで、サラリー枠がかなり残っていること。オーナーがその気になるかどうかだけだ。

 加えて、若手の優秀なタレントがたくさんいるオリオールズは今後、“次のアストロズ”になる可能性があり、「勝ちたい」と願う大谷にとって魅力的に映るはずだ。

 大谷が8月から10月のレンタル期間にオリオールズでプレーすれば、どれだけチーム内に有能な選手がいるかがわかる。

 一方エンゼルスにとってもメリットがある。これまでファームで良い若手を育てられなかったが、この大型トレードで一気に大物有望株を加えられる。マイク・トラウトを軸にチームを作り直し、来年、再来年にポストシーズンを狙えば良いとの考え方だ。

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