火の国サラマンダーズが24年のNPB2軍参戦を断念

2023年07月26日 17:28

野球

 プロ野球独立リーグの火の国サラマンダーズは26日、日本プロ野球機構(NPB)が公募していた24年からの2軍戦のみの申請を断念すると発表した。
 チームを運営するKPBプロジェクトの神田康範代表取締役社長兼GMは7月中旬までに運営費のめどが立った場合のみ、参加申請することを説明していた。

 東京にある企業数社などからオファーがあったが、期限までに資金調達できなかった。要因として熊本と縁がないこと、NPB自体に興味はあるが、1軍に直結しないことなどが理由になった。報道陣向けのビデオメッセージで神田康範代表取締役社長兼GMは「力不足で申し訳ないと感じている。24年の参入についてはきょうを持ってあきらめようと思っています」と話した。

 NPBは25年からの参入も公募している。今年の8月末が期限だが、これまでの動きや企業側の反応を見ると非常に難しい情勢だという。神田代表取締役社長兼GMは「私としては積極的な動きを辞めシーズンに集中し、九州アジアリーグでしっかり発展できるように努めていきたいと思っています」とした。

 8月末まで期限があるだけに「もし興味を持たれる企業が出てくれれば話を聞いていこうと思っているが、火の国サラマンダーズを九州アジアリーグで発展させる方向に集中していきたいと思っています」と話した。

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