花巻東2季連続甲子園!適時打の佐々木麟太郎、歓喜の涙 再び聖地へ…小松17K完封 盛岡三に圧勝

2023年07月26日 12:17

野球

花巻東2季連続甲子園!適時打の佐々木麟太郎、歓喜の涙 再び聖地へ…小松17K完封 盛岡三に圧勝
岩手決勝<花巻東・盛岡三>優勝し、駆け出す佐々木麟(左から2人目)ら花巻東ナイン(撮影・光山 貴大) Photo By スポニチ
 【第105回全国高校野球選手権 岩手大会・決勝   花巻東10-0盛岡三 ( 2023年7月26日    きたぎんボールパーク )】 第105回全国高校野球選手権(8月6日開幕、甲子園)岩手大会は26日、きたぎんボールパークで決勝が行われ、花巻東が盛岡三を10-0で下し、2季連続、夏は4年ぶり11度目の甲子園出場を決めた。
 初回、2回と序盤で3点ずつ奪って6点を先取。4、5回にも中押しで1点ずつ加えた。7回にもスクイズなどで2点を加点し、リードを広げた。投げては背番号18の先発右腕・小松龍一投手(2年)が直球とフォークを主体に3安打17奪三振完封。最後まで相手打線を寄せ付けなかった。

 高校通算本塁打140本を誇り、今秋ドラフト1位候補の佐々木麟太郎内野手は「3番・一塁」で先発し、4打数1安打1打点、1四球。4回1死二塁からはうまく外角球を左翼前に落とす適時打を放ち、リードを7点に広げた。優勝が決まるとサングラスを外して両腕を突き上げ、マウンドに駆け寄った佐々木麟。目には涙を浮かべながら誇らしく勝利の校歌を歌った。22年春以来、自身2度目の甲子園出場を決めた。

 佐々木麟は大会前に痛めた背中の張りの影響で3回戦はベンチスタートとなるなど準々決勝までは7打数1安打と苦しんだ。しかし、盛岡一との準決勝は今大会初打点をマークするなど3安打1打点で勝利に貢献。調子は上向きで、試合後は「このチームの集大成を決勝戦で存分に見せられれば」と意気込んでいた。

 盛岡三は89年以来、34年ぶりの甲子園を目指したが、投打ともに圧倒され届かなかった。

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