巨人・原監督 大江ら救援陣「ファアボールを出して交代というのはね」グリフィンは「もう少し粘っこく…」

2023年07月26日 22:23

野球

巨人・原監督 大江ら救援陣「ファアボールを出して交代というのはね」グリフィンは「もう少し粘っこく…」
<神・巨> 6回、大江(左)に降板を命じる原監督(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人5―8阪神 ( 2023年7月26日    甲子園 )】 巨人が29年ぶりに甲子園でシーズン6連敗を喫した。先発のグリフィンは2回に四球から佐藤輝、ノイジーに連打を浴びるなど3点を失い5回79球3失点で降板。打線は6回に梶谷、岡本和、長野の適時打で5点を奪いイッキに逆転したが、6、7回に船迫、大江、菊地、高梨の中継ぎ陣がつかまり再逆転を許し連敗。借金は2に膨らんだ。
 甲子園で勝てない。岡本和と長野が打ち6回に5得点で逆転しながら2点のリードを守れず、結局5―8で阪神に連敗。宿敵相手に痛快な勝利を収め大歓声に沸く甲子園で静まり返る巨人ベンチ。2回目の長嶋茂雄監督体制の2年目シーズンとなる1994年7月7日~9月3日以来となるシーズン6連敗となった。

 いい形で逆転したものの、救援陣が阪神打線につかまり再逆転を許すという厳しい敗戦。原辰徳監督(65)は試合後、救援陣について「ファアボールを出して交代というのはね、やっぱり難しい状況になりますね」と2点リードの6回2死二塁の場面で船迫に代えて3番手としてマウンドに送った大江の四球に苦言を呈した。

 先発のグリフィンについては「何ともね。もう少し粘っこくというところはあるかもしれませんね。まあでも3点で一応抑えたところはありますね」と歯切れの悪いコメント。

 連夜の逆転負けに「(明日)そうですね。明日また切り替えていきます」と言葉を絞り出して引き揚げた。

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