ロッテに激震…朗希が今季絶望も 左脇腹肉離れ「2カ月はかかる」 24日のソフトB戦90球目に違和感

2023年07月26日 05:30

野球

ロッテに激震…朗希が今季絶望も 左脇腹肉離れ「2カ月はかかる」 24日のソフトB戦90球目に違和感
24日のソフトバンク戦で6回を終えて左脇を押さえながらベンチに戻るロッテ・佐々木朗 Photo By スポニチ
 ロッテ・佐々木朗希投手(21)が25日、左内腹斜筋の肉離れで出場選手登録を抹消された。吉井監督は全力投球できるまでに最低2カ月を要すると説明。今季中の復帰は絶望となる可能性も出てきた。前日のソフトバンク戦に先発した佐々木朗は、降板する直前に患部に違和感を覚え、この日、千葉県内の病院で「左内腹斜筋損傷」と診断された。
 「2カ月はかかるというお医者さんの話だった。(今季中に)戻ってきてほしいと思っているが、彼の回復力がどんなものかによって変わってくる。早ければ2カ月。もっとかかるようなら(今季中の復帰は)きついかなと思う」

 吉井監督が苦渋の表情を浮かべた。前日のソフトバンク戦で6回2死から、栗原へ90球目を投げたときに違和感を覚えた。続投し、93球目に左邪飛に打ち取ってベンチに戻って、痛みが増したという。予兆などはなかったが、93球のうち160キロ超は1球だけ。19日のオールスター第1戦から中4日の登板で、いつものように160キロ超の速球で打者を押し込む姿はなかった。

 初出場した3月のWBCからフル稼働。ローテーションの柱として前日の登板まで13試合で7勝2敗、防御率1・48。130三振を奪っていた。蓄積された疲労の影響か、過去に右手のマメや背中の張りなどはあったが、脇腹は初めての箇所。リハビリから実戦登板までより慎重なケアが必要となる。昨季も8、9月の終盤戦は中6日以上の間隔を空けるなど、シーズンを通してフル稼働はできなかった。防御率と奪三振はリーグトップだが、これで初のタイトルも絶望的となった。

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