大阪桐蔭が爆勝コールド8強 層が厚すぎる「140キロ超5人衆」3人で5回零封 エース前田また温存成功

2023年07月27日 05:00

野球

大阪桐蔭が爆勝コールド8強 層が厚すぎる「140キロ超5人衆」3人で5回零封 エース前田また温存成功
<大阪桐蔭・大冠>4回、円陣で話す大阪桐蔭・前田(撮影・後藤 正志) Photo By スポニチ
 【第105回全国高校野球選手権大阪大会5回戦   大阪桐蔭15―3大冠 ( 2023年7月26日    くらスタ堺 )】 大阪桐蔭は14安打15得点と打線が機能し、8強入りした。猛攻の裏で、今秋ドラフト1位候補の前田悠伍(3年)を温存させた投手層の厚さが光った。
 最速146キロ右腕・南恒誠(3年)が先発して2回1安打無失点と流れをつくり、9―0の3回から最速147キロ右腕・松井弘樹(3年)が1回1安打1失点。残り2イニングは野手登録の藤井勇真(3年)が登板して2失点も、公立の難敵相手に3人で5回5安打3失点継投。投手陣について西谷浩一監督は「みんなでつなごうとした。もっともっとやれるはず」とさらなる高みを求めた。

 左腕の前田、右腕の南とプロ注目の左右2枚を筆頭に投手登録5人全員が最速140キロ超。投手陣の高速化は前田の存在が促した。「選手として尊敬しているが、練習ではライバル。切磋琢磨(せっさたくま)している」と南。松井も「前田のおかげでレベルアップできた部分は大いにある」と続けた。

 初戦から決勝まで12日間で7試合を消化する過密日程。4試合が終了し前田は登板1試合と体力を温存する。「140キロ超5人衆」が結束し、夏3連覇へ着実に前進している。(河合 洋介)

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