首位浮上の広島・新井監督 肝っ玉采配 前日危険球退場の栗林に9回任せて逃げ切り勝ち 好投を称える

2023年07月27日 22:19

野球

首位浮上の広島・新井監督 肝っ玉采配 前日危険球退場の栗林に9回任せて逃げ切り勝ち 好投を称える
<広・ヤ>最後を締めた栗林は会沢(右)と握手する (撮影・奥 調) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   広島4-1ヤクルト ( 2023年7月27日    マツダ )】 広島は27日のヤクルト戦に4-1と勝利し、今季最長を更新する10連勝。貯金を14まで伸ばした。19年5月の11連勝以来という大型連勝となった。また、試合後に阪神が敗れたため、4月17日以来、実に101日ぶりの単独首位浮上となった。
 試合は床田が8回途中で緊急降板となったが、1失点で守り抜くと、会沢の2本の適時打などで効果的に加点。最後は前日に青木に頭部死球を与え、危険球退場となった栗林が9回を3者凡退で切り抜け、9セーブ目を挙げた。

 新井監督は、9回の栗林について「決めていたか?」と聞かれると「そうですね、矢崎も連投でしたし、昨日ああいうこと(危険球退場)があったので、彼の中にいろんな思い、気持ちがあったと思うんですけど、そこはいってもらいましたし、またナイスピッチングだったと思います」と称えた。

 嫌な思いを払しょくさせるためにも、あえて休ませるという選択肢は取らず。試合前から栗林には通達していたといい、栗林も見事に応えた。

 チーム一丸でついに10連勝。出てくる選手が次々と活躍する現状に、同監督は「本当に選手の頑張りには頭が下がりますし、本当にうれしいです。みんな素晴らしいプレーだったと思います」と称え、28日からの阪神との首位攻防戦に向けては「はい、頑張ります!」と答えていた。

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