中日 拙攻続きで借金17に逆戻り 立浪監督「犯人探しをしても仕方ない」も「走塁ミスが多すぎ」

2023年07月27日 22:10

野球

中日 拙攻続きで借金17に逆戻り 立浪監督「犯人探しをしても仕方ない」も「走塁ミスが多すぎ」
<中・D>交代を告げベンチに戻る立浪監督(撮影・椎名 航) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   中日1-2DeNA ( 2023年7月27日    バンテリンD )】 中日は拙攻が響き2カード連続負け越し、借金は再び今季ワーストタイ17となった。
 1点を追う6回無死一、三塁でビシエドが空振り三振。なおも1死一、三塁で、高橋周が二ゴロ併殺。一、二塁間の塁線上に転がる詰まった打球で、判断は難しいものだったが、一塁走者・大島が止まってしまい、捕球した牧にタッチアウト。打者走者・高橋周も間に合わなかった。8回1死一塁では、代走・伊藤が痛恨のけん制死となるなど、反撃ムードは、しぼんだ。

 立浪監督は「(6回の高橋周の)打球は完全に詰まっていたので、(一塁走者は)一目散に二塁へいかないと、という判断ではないかなと思います。ダブルプレーはないと思ったので“よし”と思ったが。犯人探しをしても仕方ない」とした。

 23日の広島戦では、7回2死一、三塁で西武からトレード移籍した代打・川越が左前適時打を放つも、一走・村松が二塁をオーバーランしてタッチアウトとなる凡プレーもあった。

 指揮官は「走塁のミスが多すぎますよね。(けん制死の伊藤も)そうですね、エンドランも盗塁も警戒するところなので。その中で代走を出しているので」と指摘した。続けて、「よそより走塁練習しているのですが、これだけミスが出るということは…。若い選手とかではなくて、チーム全体としてあると思います。いろんな状況、点差、打球判断も含めて、練習していくしかないと思います」とした。

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