阪神、31日ぶり首位陥落…今季の巨人戦4敗全て戸郷が先発 打線奮闘も大量失点響く

2023年07月27日 21:49

野球

阪神、31日ぶり首位陥落…今季の巨人戦4敗全て戸郷が先発 打線奮闘も大量失点響く
<神・巨>厳しい表情の岡田監督(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   阪神6-9巨人 ( 2023年7月27日    甲子園 )】 阪神は巨人に敗れ、連勝は3でストップ。ゲーム差なしだった2位・広島がこの日ヤクルトに勝利したため順位が入れ替わり、6月26日以来、31日ぶりの2位転落となった。
 大山の12号同点ソロで同点に追いついた直後の5回、先発の才木が1死から梶谷に右翼ポール際へのソロアーチを献上。さらに2死走者なしから岡本和の飛球を遊撃・木浪が落球し、そこからピンチを広げられて中田翔、長野にいずれも適時打を浴び、才木はここで降板となった。2番手・馬場も相手打線の勢いを止められず、この回打者一巡の猛攻で一挙6点を失った。

 それでも打線は中野と森下の適時打で3点を返すなど、7回まで9安打5得点と相手先発・戸郷に食い下がった。だが、8回に5番手のK・ケラーが岡本和に左翼への適時二塁を浴びて再び突き放され、反撃及ばなかった。

 今季4度目の巨人・戸郷との対決でも、白星をつかむことができず。この日を含めて今季巨人戦は9勝4敗。ここまで大きく勝ち越しながらも、4敗全てが戸郷先発の試合となっている。

 今季カード初戦となった4月11日(東京D)に7回3安打無失点投球され、今季2勝目を献上。同26日(甲子園)は佐藤輝が本塁打を放つなど5回に一挙4得点を挙げるも、西勇の5失点KOが響き、結果的に戸郷が6回1/3を6安打4失点で3勝目を上げた。

 3度目の対戦となった6月30日(東京D)も、8回まで8安打1得点と苦戦。西純の好投もあり、戸郷に勝ち星こそつかなかったが、延長10回に岸田のサヨナラ本塁打で敗れていた。そして、4度目の対戦となったこの日は、4回に大山が一時同点のソロ本塁打を放ち、6点劣勢の7回にも中野と森下の適時打で3点を返すなど打線は奮闘。戸郷は7回9安打5失点で降板も、結果的に投手陣の大量失点が響き、黒星を喫した。

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