広島・新井監督 101日ぶり首位浮上も「何もございません」 日替わりヒーロー出現には「うれしい」

2023年07月27日 22:46

野球

広島・新井監督 101日ぶり首位浮上も「何もございません」 日替わりヒーロー出現には「うれしい」
<広・ヤ>10連勝しコート陣とタッチを交わす新井監督(中央) (撮影・奥 調) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   広島4-1ヤクルト ( 2023年7月27日    マツダ )】 広島は27日のヤクルト戦に4-1と勝利し、今季最長を更新する10連勝。貯金を14まで伸ばし、19年5月の11連勝以来という大型連勝となった。また、試合後に阪神が敗れたため、4月17日以来、実に101日ぶりの単独首位浮上となった。
 試合は床田が8回途中で緊急降板となったが、1失点で守り抜くと、会沢の2本の適時打などで効果的に加点。最後は前日に青木に頭部死球を与え、危険球退場となった栗林が9回を3者凡退で切り抜け、9セーブ目を挙げた。

 試合後、新井監督は首位浮上にも「何もございません。一戦一戦ということですよ。本当に特に何も意識していない。まだ50試合以上あるので、どこが相手だろうが1戦1戦また明日の試合を頑張りたい」と、意に介さなかった。

 一方で指揮官を喜ばせたのが、日替わりヒーローの出現だ。この日は会沢が2本の適時打。投げても床田が8回途中1失点と試合をつくった。連勝中は、毎日ヒーローが変わるだけに「よし、きょうは俺がやるぞ、きょうは俺がやるぞ、頑張るぞ!というふうに選手全員がそういう気持ちというのがこちらに伝わる。本当にうれしいし、またそういう気持ちというのが、今の好調につながっているのかなと思います」と手放しで喜んだ。

 10連勝中は、何といっても先発投手陣が試合をつくったのも大きい。「もちろんそこをね。本当に先発」と称え、「きょうもトコがナイスピッチングだった。後で行ったブルペンもすごくみんながいい働きをしてくれている。粘っているんで、そのうちにこっち側に流れが来て、数少ないチャンスをまた野手も点を取って逃げ切るという形ができています」と、好循環に手応え。

 さらに「僅差の試合がこれだけ多くて、それを勝ち切ることができているのはチーム全員の力だと思う。本当に良い戦いができている」と、チーム全員の勝利と語っていた。

おすすめテーマ

2023年07月27日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム