広島 鉄壁救援陣が強さの象徴 大道が!中崎が!島内が!矢崎がつないだ零封リレー

2023年07月27日 06:00

野球

広島 鉄壁救援陣が強さの象徴 大道が!中崎が!島内が!矢崎がつないだ零封リレー
<広・ヤ>勝利しタッチを交わす広島ナイン(撮影・奥 調) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   広島5―3ヤクルト ( 2023年7月26日    マツダ )】 2試合連続での逆転勝ちなどチームの勢いを感じさせる中、広島の9連勝を支えているのが救援陣だ。この日も6回から5投手が4イニングを無安打で零封リレー。ヤクルトの強力打線を完璧に沈黙させた。新井監督も言葉が弾んだ。
 「何といってもブルペン陣。粘ってくれているうちに追い付いて追い越してと。逆転勝利なんで打つ方がフォーカスされがちだけど、耐えてくれている投手陣がいるので逆転につながるんだと思う」

 6回に登板した大道が、この日初めて3者凡退で流れを変えると、危険球退場した栗林の後を受けた中崎も「準備はできていた。一人アウトを取ろうと」と村上を空振り三振に仕留め、嫌な雰囲気を払拭した。8回は島内が3人で抑え23ホールド目。9回は矢崎も3人斬りで20セーブに到達。「基本的には目の前のことに集中することだと思うが、積み重なったものではあるので20も積み重なっているのはシンプルにうれしい」と胸を張った。

 12日の森下の完封勝利から始まった9連勝。13日以降、救援陣は計22回1/3でわずか2失点。16日のDeNA戦の8回からはのべ16投手が14回1/3で無失点を続ける。「開幕の頃と比べ、はるかに成長してくれているし、まだまだ成長できる。その可能性を秘めた選手ばかり」。指揮官の厚い信頼が、より救援陣を強固にする。

 ▼広島栗林(7回2死から青木に頭部死球を与え危険球退場。試合後に新井監督とヤクルト側に謝罪)本当に青木さんにはもちろん、ヤクルト関係者、見ている方々に不快な思いをさせて申し訳ないです。今は青木さんが無事であることを祈ることしかできませんが、申し訳ない気持ちでいっぱいです。

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