【甲子園】明豊 まさかの逆転サヨナラ負け…9回2死から同点、延長10回勝ち越しも2年連続初戦突破逃す

2023年08月10日 13:45

野球

【甲子園】明豊 まさかの逆転サヨナラ負け…9回2死から同点、延長10回勝ち越しも2年連続初戦突破逃す
<北海・明豊>甲子園の土を拾う明豊ナイン(撮影・井垣 忠夫) Photo By スポニチ
 【第105回全国高校野球選手権記念大会第5日   明豊8―9北海 ( 2023年8月10日    甲子園 )】 大会第5日の第2試合では、3年連続9回目の出場の明豊(大分)は延長10回の激闘の末、2年ぶり40回目の出場の北海(南北海道)に8―9で逆転サヨナラ負けを喫し、2年連続の初戦突破はならなかった。
 終始、試合を優位に進めていたが、終盤に失点を重ねて悔し涙を流した。3回2死一、三塁から3番・柴田廉之助(3年)の右前適時打で先制。試合をひっくり返されたが、1点を追う5回1死一、二塁から西村元希(3年)の右中間2点適時三塁打で逆転した。さらに同点で迎えた7回1死一、二塁からは木下季音(3年)の左前適時打で勝ち越し、さらに石田智能(2年)の右越え2点三塁打、相手暴投でこの回4点を奪った。

 しかし、7回に2失点し、9回2死からも2失点して同点に追いつかれた。延長10回に代打・芦内澄空(2年)の右前適時打で勝ち越したが、その直後に2失点してサヨナラ負けした。

 試合後、川崎絢平監督は「バントがなかなか決まらずに流れのいい攻撃ができなかった。もう少し点が取れたはずです」と試合を振り返った。9回2死から2点差を追いつかれ、タイブレークの延長10回に入った時には、選手たちに「どちらが勝ってもおかしくない。開き直ってプレーしよう」と声をかけたと言い、「甲子園で勝つのは簡単じゃない。雰囲気も含めて甲子園です。最後はやられたけれども、北海さんも素晴らしかった。悔しいですけど、北海さんの執念が上回った」と相手を称えていた。

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