巨人・原監督「そういう重箱の隅をね…どうぞ皆さんつついてください」 上位2チームで借金14

2023年08月10日 21:55

野球

巨人・原監督「そういう重箱の隅をね…どうぞ皆さんつついてください」 上位2チームで借金14
<巨・神> ベンチで厳しい表情の原監督(左)(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人2―5阪神 ( 2023年8月10日    東京D )】 巨人は自力V消滅から一夜明けた首位阪神との接戦を落とし、本拠・東京ドームでは今季初となる同一カード3連敗。今季100試合目で7月27日以来となる借金生活に突入し、阪神とは今季最大の11ゲーム差となった。
 なお、阪神との今季対戦成績はこれで4勝12敗1分け。2位広島戦はここまで6勝12敗で、上位2チームだけで借金14と大きく負け越す結果となっている。

 この日は先発右腕・戸郷が1―0で迎えた7回、一塁けん制球を中田翔が捕球ミスする失策で追いつかれ、近本に痛恨の逆転2ランを被弾。8回に坂本の13号ソロで1点差に詰め寄ったが、直後の9回にリリーフ陣が2失点した。

 戸郷はリーグ単独トップの11勝目ならず、7月7日のDeNA戦(東京D)以来5試合ぶりとなる今季3敗目を喫している。

 試合後、原辰徳監督(65)との主なやりとりは以下の通り。

 ―――戸郷は6回まで無失点。

 「接戦だけど、やっぱ一本出るか出ないかというところですね。相手チームはいいところで一本出ている。まあ、我が軍はもう一本というところでね。まあ、3戦ともそうですね。まあ、そこですね」

 ――3回の先制点は吉川の併殺打。畳みかけたかった。

 「まあまあまあ。そういう重箱の隅をね…どうぞ皆さんつついてください」

 ――中田翔をスタメン起用。

 「きのうも非常にいい一本を打ってくれているというところもあるしね。なんとか攻撃中心にというふうななかでいったということですね」

 ――坂本も一発。

 「うん、ねえ。はい。チョーさん(長野)もねえ」

 ――復帰後初の猛打賞。

 「そうですね」

 ――7回のけん制球の場面。

 「生涯しないでしょう。そういうミス。ねえ」

 ――ここぞの打席で一本を出すために選手に求めたいことは。

 「そうですね、どうですかね。まあ、そこが一番野球の難しさではあると思うけどね」

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