【甲子園】北海・大石 劇的サヨナラ打「いつも優しくて大好きな3年生と野球ができてうれしい」

2023年08月10日 14:46

野球

【甲子園】北海・大石 劇的サヨナラ打「いつも優しくて大好きな3年生と野球ができてうれしい」
<北海・明豊>10回、サヨナラの左前打を放った北海・大石はガッツポーズ(撮影・井垣 忠夫) Photo By スポニチ
 【第105回全国高校野球選手権記念大会第5日   北海9―8明豊 ( 2023年8月10日    甲子園 )】 大会第5日の第2試合では、全国最多の40回目で2年ぶり出場の北海(南北海道)が延長10回の激闘の末、3年連続9回目の出場の明豊(大分)逆転サヨナラ勝利。準優勝した16年以来7年ぶりの初戦突破を果たした。
 4点を追う7回無死一塁から途中出場の小保内貴堂(3年)の左越え2ランで2点差に迫った。そして、9回2死から四球と安打で一、二塁とし、今北孝晟(3年)の右前適時打で1点差。熊谷陽輝(3年)の死球で満塁となり、幌村魅影(2年)の押し出し四球で追いついた。無死一、二塁から始まるタイブレークの延長10回表に1点の勝ち越しを許したが、その裏に1死一、二塁から小保内の右前適時打で追いつき、続く大石広那(2年)が一、三塁から左前適時打でサヨナラ勝ちした。

 投げては、右腕・熊谷が先発し、3回途中から左腕・長内陽大(3年)が救援。4回に再び熊谷が投げ、5回からは背番号1の右腕・岡田彗斗(3年)が登板。7回途中から再度、熊谷が投げるなど小刻みな継投を見せて、勝利につなげた。

 試合後、サヨナラ打の大石は「とにかく勝ててうれしい。最後の打席はみんながつないでくれたのでなんとか打ちたかった。打った瞬間はショートに捕られると思ったんですが、抜けてくれてうれしい。もうベンチは何言ってるか分からないくらい大興奮だった。いつも優しくて大好きな3年生と野球ができることがうれしい」と興奮気味に話した。

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