【大谷翔平と一問一答】快挙「10勝&40本」に「自分1人のところではない」麟太郎にエールも

2023年08月10日 14:47

野球

【大谷翔平と一問一答】快挙「10勝&40本」に「自分1人のところではない」麟太郎にエールも
<エンゼルス・ジャイアンツ>エンゼルス先発・大谷(撮影・沢田 明徳) Photo By スポニチ
 【インターリーグ   エンゼルス4-1ジャイアンツ ( 2023年8月9日    アナハイム )】 エンゼルスの大谷翔平投手(29)が9日(日本時間10日)、本拠地でのジャイアンツ戦に「2番・投手兼DH」で先発。6回を投げ、3安打1失点(自責点0)で10勝目(5敗)を挙げた。打者では2打数無安打、1得点ながら、史上初となる2年連続の2桁勝利&2桁本塁打を達成した。主な一問一答は以下の通り。
 ――登板全体を振り返り。降板時に不満げに見えた。
 「終始、自分の状態、そこにあんまり納得いっていなかった」

 ――マウンドにトレーナーが来た時のやり取りは。
 「何か問題があったかの確認と息を整える時間と、という感じですかね」

 ――味方の援護点でカード勝ち越しを決めた。
 「(申告敬遠で)歩かされた後、プレッシャーのかかる打席で後続で点を取れたのは凄く頼もしいですし。2連勝できたのは遠征に行く前に大きいことだと思うので。明後日からですか、切り替えて頑張りたいなと思います」

 ――17年オフのメジャー移籍時に移籍先候補にジャイアンツは最終候補に挙がっていた。当時両リーグDH制があれば違う選択になったか。
 「現時点で過去のことをコメントすることはないので、今日まず勝ったと言うことと、明後日切り替えて頑張りたい」

 ――同一シーズンの「10勝&40本」は史上初。
 「特に勝ち星は自分も打席に立ちますけど、援護がないとつかないところがあると思うので。自分1人のところではないですし、そういう意味ではと今日の勝ち星かと思いますし。もっともっと今年中に積み上げられるように頑張りたい」

 ーーチームのプレーオフ進出の可能性はどれくらいだと考えているか。
 「どれくらい?もちろん、すごく高いというわけではないと思いますけど。可能性のある限り、諦めるということはないですし、みんな1試合1試合頑張っていますし、今のところ2連勝していますし、これから連勝を伸ばしていければ高まっていくと思う」

 ――疲労はどれくらいか。プレーへの影響は。
 「疲労はみんなピークくらいじゃないかなと思うので。16連戦の最後ということもありますし。また明日休みを挟んでどんな感じになるのか確認しながら。もちろん休みが必要なら休むことも仕事として大事なことかなと思います」

 ――本調子でない中で10勝目。
 「何とか6回まで投げたという感じではあるので内容的にはそこまでよかった。その中で勝ったというのは結果オーライというか良かったかなと思います」

 ――2年連続で10勝にたどり着いた。
 「打線の兼ね合いだったりとか自分が打つ打たないもありますし、あんまり投手としての評価のメインではないと思っているので。あんまり気にしすぎることなくやりたいなと思っている」

 ――ピッチコムは故障していたか。サインを出したり、出さなかったりの様子だった。
 「(故障)してはないですね。任すところと自分でいくところとキャッチャーの意見を聞きながら、それを遠隔でやっているというところですね」

 ――8回に右飛で一塁から二塁に進んだ。疲労がある中で躊躇はなかったか。
 「いけるかいけないかの、そういう躊躇はありましたけど。基本的には飛距離と姿勢と自分の足と兼ね合いでいけるときは、全部もちろんいくというのは、どの場面でも一緒だと思いますけど。シチュエーションでも、まだゲームが決まっていない段階でスコアリングポジションにいくのは違いが大きいかなと思います」

 ――母校の花巻東が8年ぶりに夏の甲子園勝利。佐々木洋監督の長男・麟太郎選手も注目されている。
 「頑張って欲しいなという、何回もある大会ではないので、最後の大会だと思いますし、悔いのないように。うちの高校だけじゃなくて、どの出場している高校も、勝ち上がっている高校は悔いのないように頑張って欲しいなと思います」

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